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　先週10月29日のWIN5は976万6490円の好配当決着でしたが、対象5レースの優勝馬はいずれも「伊吹式WIN5ランキング」で名前を挙げていた馬。仮にすべての該当馬を買っていたとしても2880点≒28万8000円ですから、投資金額の30倍以上が返ってきた計算になります。もちろん「伊吹式WIN5ランキング」に“丸乗り”して的中させた方がいらっしゃるかどうかはわかりませんし、上位に評価した馬がことごとく敗れてしまっていて、会心の予想とは言いづらいのも事実。ただ、見立て自体は我ながら悪くなかったと思いますので、引き続きご注目いただければ幸いです。

　明日11月5日のWIN5は総出走頭数が70頭、総組み合わせ数が44万2368通り(土曜16時現在)とやや少なめ。3レース目の長岡京S(京都10R)が8頭立ての少頭数ですし、重賞の2鞍も一部の馬に人気が集中しそうなので、極端な低額配当決着となる可能性がそれなりに高いと見ておくべきでしょう。

◆みやこSは馬齢とここ半年の実績に注目

　1レース目は3歳以上1000万下の醍醐特別(京都9R)。比較の難しいメンバー構成で、上位人気勢に関しては支持がやや割れるかもしれません。

　2レース目は3歳以上1600万下の晩秋S(東京10R)。前走で2着に好走したトウカイエントリーらが上位人気グループを形成しそうです。

　3レース目は3歳以上1600万下の長岡京S(京都10R)。比較的キャリアの浅いキロハナ、ムーンクエイクあたりが注目を集めるでしょう。

　4レース目は3歳以上GII、ハンデキャップ競走のアルゼンチン共和国杯(東京11R)。土曜16時の時点ではスワーヴリチャードが断然の支持を集めており、アルバート、セダブリランテスが続いていました。

　5レース目は3歳以上GIIIのみやこS(京都11R)。こちらは土曜16時の時点だとエピカリス、テイエムジンソクの2頭が人気を集めています。

[伊吹式WIN5ランキング 2017年11月05日版]

1位 京都11R 15.エピカリス
2位 東京11R 4.スワーヴリチャード
3位 京都10R 3.キロハナ
4位 京都9R 1.フジノパンサー
5位 東京10R 1.ノーブルサターン
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 東京10R 4.レッドサバス
7位 東京10R 3.マイネルトゥラン
8位 京都9R 3.スペチアーレ
9位 京都9R 2.メイショウベルボン
10位 京都10R 1.サロニカ
【以上すべての馬を買うと18点買い】

11位 京都10R 4.ワントゥワン
12位 東京11R 1.セダブリランテス
13位 京都11R 16.テイエムジンソク
【以上すべての馬を買うと108点買い】

14位 東京10R 6.アポロテキサス
15位 京都9R 13.ニシノラディアント
16位 京都10R 6.ムーンクエイク
17位 東京11R 14.レコンダイト
18位 京都11R 11.ローズプリンスダム
19位 東京10R 5.ウインユニファイド
20位 東京10R 8.トウカイエントリー
21位 京都9R 5.ゴールドケープ
【以上すべての馬を買うと1080点買い】

22位 京都9R 11.スペードクイーン
23位 京都10R 5.ボールライトニング
24位 東京11R 11.アルバート
25位 東京11R 6.プレストウィック
26位 京都11R 6.タガノディグオ
【以上すべての馬を買うと3600点買い】

　4レース目のアルゼンチン共和国杯(東京11R)はキャリアの浅い馬が強いレース。「出走数が14戦以下だった馬」は2010年以降[4-1-4-6]と非常に堅実です。一方「出走数が15戦以上、かつ“同年、かつJRAのGIかGII”において4着以内となった経験がない馬」は2010年以降[0-0-2-72]。今年のメンバー構成なら、キャリア6戦のスワーヴリチャード、キャリア3戦のセダブリランテスを素直に重視すべきでしょう。

　5レース目のみやこS(京都11R)も若い馬に注目したい一戦。「馬齢が5歳以上、かつ“みやこステークス”において優勝経験がない馬」は2012年以降[0-1-1-38]と勝ち切れていません。また「“同年5月以降、かつJRAの重賞かオープン特別”において4着以内となった経験がない馬」は2012年以降[0-0-1-32]。地方のダートグレード競走を主戦場としてきた馬や、しばらく好走例が途絶えている馬も苦戦していました。最有力候補はやはりエピカリス。海外遠征明け、かつ出走取消明けだった前走は度外視できますし、今回はメンバー構成に恵まれた印象です。