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【M.タバート×藤岡佑介】第1回『佑介には、つい問題児を乗せたくなってしまう』

  • 2017年11月08日(水) 18時01分
with 佑

▲マイケル・タバート氏をゲストに迎え、オーナー×ジョッキーの異色対談がスタート!


今回はコラム史上初“オーナー”をお迎えしてお届けします。ゲストは“ハナズ”の冠名でお馴染みのマイケル・タバートさん。オーストラリア出身で、現在は日本で活躍するビジネスマン。代表馬のハナズゴールでは、故郷オーストラリアのGIを勝利。最近は個人馬主の枠にとらわれず、クラブ業界に参入するなど、マルチな才能を発揮しています。このふたり、一般的にイメージするオーナーとジョッキーという間柄ではないそうで…!? (取材・構成:不破由妃子)

「マイケルはいつもジョッキーの事情を汲んでくれちゃう」


佑介 マイケル、今日は僕のために時間を作ってくれてありがとうございます。

タバート どういたしまして。佑介が相手だと、ついついいつもの調子で喋ってしまうから、失言しないように気を付けないと…(苦笑)。

──お二人は「馬主とジョッキー」という関係を超えた“飲み仲間”だそうですね。

佑介 “飲み仲間”というとちょっと語弊がありますけど…。初めてお会いしたのが飲みの席だったんですよね。

タバート うん。僕が馬主になる前でね。

佑介 以来、お会いするのは、ほとんどが飲み会の場で。

タバート そういえば、お酒抜きではあんまり会ったことないよね(笑)。さっそくだけど佑介、菊花賞はあと少しだったねぇ。あの展開で差されるなんて…。

佑介 夢を見たのは、ユタカさん(ダンビュライト5着)を交わしてからミルコに交わされるまでのほんのわずかな時間だけ(苦笑)。

── 一瞬とはいえ、さぞ高揚したのでは?

佑介 いえ、

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JRAジョッキーの藤岡佑介がホスト役となり、騎手仲間や調教師、厩舎スタッフなど、ホースマンの本音に斬り込む対談企画。関係者からの人望も厚い藤岡佑介が、毎月ゲストの素顔や新たな一面をグイグイ引き出し、“ここでしか読めない”深い競馬トークを繰り広げます。

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1986年3月17日、滋賀県生まれ。父・健一はJRAの調教師、弟・康太もJRAジョッキーという競馬一家。2004年にデビュー。同期は川田将雅、吉田隼人、津村明秀ら。同年に35勝を挙げJRA賞最多勝利新人騎手を獲得。2005年、アズマサンダースで京都牝馬Sを勝利し重賞初制覇。2013年の長期フランス遠征で、海外初勝利をマーク。2018年には、ケイアイノーテックでNHKマイルCに勝利。GI初制覇を飾った。

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