---

　明日はジャパンCが施行されるため、変則的な発走スケジュールとなっております。WIN5対象レースは14時25分発走予定のシャングリラ賞(東京9R)からスタート。発売締切時刻は14時20分(JRAダイレクトは14時15分)の予定となっておりますので、まずはお買い逃がしのないようご注意ください。

　明日11月26日のWIN5は総出走頭数が71頭、総組み合わせ数が53万400通り(土曜12時現在)。1レース目のシャングリラ賞(東京9R)は16頭立て、2レース目の渡月橋S(京都10R)は15頭立てと、序盤のレースが多頭数になりました。ここをいかに効率よく突破するかがひとつのポイントと言えるでしょう。

　もっとも、総組み合わせ数自体はそれほど多くありませんし、今回はどのレースも一部の馬に人気が集中しそうなメンバー構成。予算が少ないプレイヤーでも買い目を組み立てやすいはずです。

◆オータムリーフSは“中京以西”での実績がカギ

　1レース目は3歳以上1000万下のシャングリラ賞(東京9R)。3戦連続で2着に好走しているクラシコなど、実績上位の前走好走馬が支持を集めると思います。

　2レース目は3歳以上1600万下、ハンデキャップ競走の渡月橋S(京都10R)。休養明け2戦目のロワアブソリューあたりが人気の中心でしょう。

　3レース目は3歳以上1600万下のウェルカムS(東京10R)。重賞で善戦した経験もあるプロディガルサンらが上位人気グループを形成しそうです。

　4レース目は3歳以上オープンのオータムリーフS(京都11R)。前評判を見る限りだと、戦績に安定感のあるコウエイエンブレム、地方のダートグレード競走で上位に食い込んできたショコラブランあたりが高く評価されている印象でした。

　5レース目は3歳以上GIのジャパンC(東京11R)。土曜12時の時点ではレイデオロ、キタサンブラックの2頭が人気を集めており、サトノクラウンが続いています。

[伊吹式WIN5ランキング 2017年11月26日版]

1位 東京11R 4.キタサンブラック
2位 東京10R 9.プロディガルサン
3位 東京9R 5.ダブルコーク
4位 京都11R 6.コウエイエンブレム
5位 京都10R 5.ボールライトニング
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 京都10R 1.ラプソディーア
7位 京都10R 6.マイネルパラディ
8位 京都11R 10.ニットウスバル
9位 東京9R 10.タイセイエクレール
【以上すべての馬を買うと12点買い】

10位 東京10R 5.バルデス
11位 東京11R 11.マカヒキ
12位 京都10R 14.ロワアブソリュー
13位 京都11R 13.アールプロセス
14位 東京9R 13.セネッティ
【以上すべての馬を買うと144点買い】

15位 東京10R 3.アクート
16位 東京11R 2.レイデオロ
17位 京都10R 4.ロイヤルストリート
18位 京都10R 15.モズアスコット
19位 京都11R 1.マッチレスヒーロー
20位 京都11R 2.エイシンローリン
21位 京都11R 5.キタサンサジン
22位 東京9R 8.クラシコ
【以上すべての馬を買うと1296点買い】

23位 東京9R 2.アルーアキャロル
24位 東京10R 1.マイネルラフレシア
25位 東京11R 1.シュヴァルグラン
26位 東京11R 12.サトノクラウン
【以上すべての馬を買うと3600点買い】

　5レース目のジャパンC(東京11R)は実績やコース適性を素直に評価したい一戦。「“前年か同年、かつ東京か京都のGI”において5着以内となった経験のない馬」は2009年以降[0-0-0-64]と上位争いに食い込めていません。また「父が外国供用種牡馬だった馬」は2009年以降[0-0-0-41]。外国調教馬だけでなく、外国産馬や“持ち込み馬”も苦戦続きです。さらに「父も母の父もサンデーサイレンス系以外の種牡馬だった馬」は2009年以降[1-2-2-56]で、2012年以降に限ると連対例なし。これらの条件に引っ掛かってしまうサトノクラウンやレイデオロよりも、特に不安要素のないキタサンブラックを重視するべきでしょう。

　4レース目のオータムリーフS(京都11R)はJRA、かつ中京以西の競馬場における実績がポイント。「“同年、かつ中京か京都か阪神か小倉のレース”において優勝経験のない馬」は2014年以降[0-1-0-25]と苦戦していました。また「前走の着順が10着以下だった馬」も2014年以降[0-0-0-17]と不振。これらの条件をクリアしているコウエイエンブレム、ニットウスバルの2頭が有力だと思います。