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朝日杯FSは9月下旬以降の戦績に注目したい

  • 2017年12月16日(土) 20時00分


 少し気の早い話になりますが、今年の年末から来年の年始にかけては12月24日(有馬記念ほか)、12月28日(ホープフルSほか)、1月6日(京都金杯ほか)、1月7日(フェアリーSほか)、1月8日(シンザン記念ほか)と、5開催日連続でWIN5が発売されます。変則開催に伴う措置とはいえ、普段は週に1回のペースであることを考えるとかなり特殊な状況。将来的にWIN5の発売回数を増やすかどうかの判断材料となる可能性もありますし、結果だけでなく各回の売り上げがどうなるかも楽しみです。

 ただ、私たちが投じることのできる金額には限りがあるわけで、こうした発売スケジュールを考慮せずに買い続けていたら予算オーバーは必至。「1回あたりの予算を減らす」「面白そうな回に予算を集中させる」など、今のうちから計画を立てておいた方がいいかもしれません。

 明日12月17日のWIN5は総出走頭数が79頭、総組み合わせ数が94万32通り(土曜16時現在)。総組み合わせ数は前回12月10日(28万8288通り)の3倍以上となりました。かなり難しい回である一方、高額配当決着となる可能性もそれなりに高いと見ていいはず。数千万円から“億クラス”を狙うのであれば、来週以降の予算を前倒しでこちらに回すというのもひとつの手でしょう。

◆ディセンバーSは先行馬が信頼できない

 1レース目は3歳以上500万下の桑名特別(中京10R)。前走で2着に好走しているコスモペリドット、ファミーユボヌール、モンテヴェルデあたりが支持を集めると思います。

 2レース目は3歳以上1600万下の元町S(阪神10R)。3歳のクリアザトラック、実績上位のミエノサクシードらが上位人気グループを形成しそうです。

 3レース目は3歳以上オープンのディセンバーS(中山11R)。重賞で善戦してきたグレーターロンドン、2戦連続で2着となったストロングタイタンあたりに注目が集まるでしょう。

 4レース目は3歳以上1600万下、ハンデキャップ競走の三河S(中京11R)。比較の難しいメンバー構成で、上位人気勢の支持はやや割れるかもしれません。

 5レース目は2歳GIの朝日杯FS(阪神11R)。土曜16時の時点ではダノンプレミアムが人気を集めており、ステルヴィオ、タワーオブロンドンらが続いていました。

[伊吹式WIN5ランキング 2017年12月17日版]

1位 阪神11R 1.ダノンプレミアム
2位 中山11R 12.ストロングタイタン
3位 中京10R 9.コスモペリドット
4位 中京11R 9.アディラート
5位 阪神10R 9.ボーダーオブライフ
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 阪神10R 10.ティソーナ
7位 阪神10R 12.クリアザトラック
8位 中京11R 7.オールポッシブル
9位 中京10R 7.モンテヴェルデ
【以上すべての馬を買うと12点買い】

10位 中山11R 11.グレーターロンドン
11位 阪神11R 3.タワーオブロンドン
12位 阪神10R 5.ロジクライ
13位 中京11R 12.タイセイエクレール
14位 中京10R 8.プレシャスロード
【以上すべての馬を買うと144点買い】

15位 中山11R 4.マイネルハニー
16位 阪神11R 12.ダノンスマッシュ
17位 阪神10R 11.ナイトオブナイツ
18位 阪神10R 7.ミエノサクシード
19位 中京11R 14.エイシンビジョン
20位 中京11R 10.エルフィンコーブ
21位 中京11R 13.ツーエムマイスター
22位 中京10R 1.ファミーユボヌール
【以上すべての馬を買うと1296点買い】

23位 中京10R 15.サウンドドゥイット
24位 中山11R 3.ハートレー
25位 中山11R 7.マイネルディーン
26位 阪神11R 10.ステルヴィオ
【以上すべての馬を買うと3600点買い】

 5レース目の朝日杯FS(阪神11R)は秋季競馬に入ってからの戦績を重視したい一戦。「“同年9月21日以降、かつJRA、かつ芝1400m以上のレース”において優勝経験のない馬」は2014年以降[0-0-0-25]と苦戦しています。また「“JRAのレース”において5着以下となった経験がある馬」は2014年以降[0-1-1-24]、「前走の馬体重が460kg未満だった馬」は2014年以降[0-0-0-14]。中山芝1600m外で施行されていた2013年以前もほぼ同様だったので、一度でも大敗したことがある馬や馬格のない馬は評価を下げたいところです。これらの傾向から強調できるのはダノンスマッシュ、ダノンプレミアム、タワーオブロンドンあたりですが、前走の距離が1600m未満だったにもかかわらず優勝を果たしたのは、2005年まで遡ってもグランプリボス(2010年)のみ。選択できる頭数に余裕がなければダノンプレミアムを優先するべきでしょう。

 3レース目のディセンバーS(中山11R)は実績と距離適性がポイント。中山芝2000m内で施行された2015〜2016年を含め、「“同年、かつJRA、かつ今回と同じ距離の重賞かオープン特別”において5着以内となった経験がない馬」は2014年以降[0-0-0-16]と上位争いに食い込めていません。さらに「前走の4コーナー通過順が3番手以内だった馬」は2014年以降[0-0-0-7]と人気を裏切りがちでした。今年のメンバー構成なら、グレーターロンドンとストロングタイタンの2頭を無理に嫌う必要はないと思います。

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競馬評論家。JRAの公式ホームページ内「今週の注目レース」にて“データ分析”のコーナーを、TCK(東京シティ競馬)の公式ホームページ内「分析レポート」にて重賞競走のデータ分析を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラム、『週刊アサヒ芸能』、『競馬王』などさまざまなメディアを舞台に活動している。主な著作に『WIN5攻略全書 回収率150%超!“ミスターWIN5”のマインドセット』、『コース別 本当に儲かる騎手大全』シリーズ、『コース別 本当に儲かる血統大全』シリーズ、『ウルトラ回収率』シリーズ(いずれもガイドワークス)など。

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