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JC組が1番人気になる年

  • 2017年12月19日(火) 12時00分


◆穴馬はある程度位置を取れるタイプで

 有馬記念は基本的に1番人気馬が強いレースである。過去20年で[10-4-1-5]。過去10年だと[5-2-1-2]で回収率は単117%・複104%となる。

 1番人気がこれだけ堅調なのだからそのまま買えばよいではないかという話になりそうだが、内訳を見ると今年はもう一工夫が必要になりそうだ。

 過去20年だと回収率は単110%・複95%なのだが、そのうち「前走がJCの1番人気馬」は単93%・複71%。ということはつまり、「前走がJC以外の1番人気」のほうが回収率は良いということだ。ちなみに数字としては単120%・複110%である。

 今年はJCから来るキタサンブラックが1番人気になる可能性大。そうなると1番人気馬自体には十分なうまみがなく、他の面白いヒモ馬をセットにしなくてはならないということだ。

 JCから来た1番人気馬は過去20年に8頭いて、着度数としては[4-1-0-3]。連対した5頭のレースについて見てみると、その際3着以内に来た残り2頭のうち、人気が無かったほうは13,4,9,6,14番人気だった。1,4,3番人気での決着だった03年はどうしようもなかったが、他の年は穴馬と呼ぶべき馬が絡んでいる。

 その穴馬に共通する要素……があればよいのだが、実は前走レースや着順でひとくくりにできるものはない。ただ、ある程度位置を取れるタイプでないと始まらないことだけは確かだ。私も今回、人気どころではキタサンブラックを一番上位に取ろうと思っている(本命と決めたわけではない)のだが、だからこそ、ある程度前にいる人気薄馬にも重いシルシを回すつもりだ。

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1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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