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赤本で指名した馬の中間成績を振り返る(津田照之)

  • 2017年12月19日(火) 18時00分


◆クラシック戦線で「一発逆転」を期待

 阪神JF、朝日杯FSを終え、今年の2歳GIも12月28日に行われるホープフルSだけとなった。年内の当コラム執筆も本年最後。ここで、私、津田照之が赤本の中で指名した「おすすめ10頭」の中間成績を振り返っておきたい。

 まずは「イチオシ」として選んだフランツは11月19日の新馬戦(京都芝2000m)で1番人気の支持に応え、見事に初勝利。稍重、しかもスローペースだったため、勝ち時計は2分7秒8と遅いが、それでも後方から一気に抜け出した内容は今後に期待を抱かせるものだった。まだ緩さは残り、奥手ではあるものの、個人的にはクラシック戦線には乗ってくる馬だと思っている。次走はおそらく12月28日の500万下(阪神、芝2000m)。着実に2勝目を挙げておきたい。

 そして「ぜひとも」の枠で選んだ3頭はいずれも勝てていない(すみません…)。

 ただ、ピボットポイントは先週の阪神、芝2000mの未勝利戦で2着。休み明けのレースだったぶん、勝負どころでの反応が鈍く、結果、勝ち損じたが、次は勝てそうなムード。まだ不器用なレース運びだっただけに、2000mのような内回りではなく、外回りの方がより力を発揮できそう。次走、人気でも馬券を買いたいと思う。

 シエラも12月10日の新馬戦(阪神、芝1800m)で3着。1、2着馬には突き放されたものの、スッと2番手に付け、内容は悪くなかった。初戦の印象では切れると言うよりはしぶとい感じ。アルバートドック(小倉大賞典、七夕賞勝ち)の妹なので、本来、距離は保つはず。次走に期待したい。

 母Edens Causewayは12月18日現在、馬名登録すらされていない。申し訳ない。

 最後に「こちらも注目」の枠で選んだ6頭の現状を紹介。

 シエラネバダは10月1日(阪神、芝2000m)で初勝利をマーク。次走は福寿草特別(1月6日、京都)を予定。中間の調教の動きは良く、おそらく勝ち負けになるだろう。

 スターリーステージも11月26日の未勝利戦(京都、芝1600m)で1着。勝つまでに4戦を要したが、一戦毎にレース運びがスムーズになり、大人っぽさが出てきている。相手なりに走れそうなタイプで、昇級しても上位争いになる。

 プリュスも12月16日の未勝利戦(中京、芝1400m)で優勝。約5ヶ月ぶりの実戦で、しかも最後の直線で一気に突き放した内容は評価できるもの。折り合い面に課題はあるものの、血統的に距離面の融通は利きそう。次走も勝ち負けになる。

 あと、マーナガルム、アドマイヤビートはまだ未勝利。そして母スターペスミツコはまだ未登録。申し訳ない…。

 結局、選んだ10頭の内、4頭が1勝をマークしているが、2勝馬はゼロで、GIに挑んだ馬もゼロ(ホープフルSにも未登録)。もちろん、良い成績とは言えないが、フランツを筆頭に、シエラネバダ、スターリーステージ、プリュスも次走、2勝目が期待できる素材。個人的にはこれから始まるクラシック戦線で「一発逆転」が期待できる陣容だと考えている。長い目で見てもらいたい。

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