---

　今週末は3日連続でWIN5が発売されています。本日1月6日は総組み合わせ数が史上4番目の少なさとなる14万1440通りだったものの、発売金額は5億430万4100円となかなかの水準まで伸びました。3日連続のWIN5発売は今回が初めてですし、明日1月7日や明後日1月8日の売り上げ次第では、主催者サイドも発売回数の拡大を検討するかもしれませんね。結果や配当はもちろんですが、ここから発売金額がどう動くのかも楽しみです。

　明日1月7日のWIN5は総出走頭数が64頭、総組み合わせ数が29万304通り(土曜16時現在)。本日1月6日ほどではないものの、総組み合わせ数はかなり少ない部類ですから、高額配当決着となる可能性はそれほど高くないと見るべきでしょう。極端な少頭数となった寿S(京都10R)、万葉S(京都11R)あたりをどんな形で突破するかが大きなポイントになると思います。

◆万葉Sは前走の4コーナー通過順に注目

　1レース目は4歳以上1000万下の舞鶴特別(京都9R)。善戦続きのアスターゴールドあたりが支持を集めそうです。

　2レース目は4歳以上オープンのポルックスS(中山10R)。前走のラジオ日本賞を快勝したセンチュリオンらが上位人気グループを形成するでしょう。

　3レース目は4歳以上1600万下の寿S(京都10R)。注目を集めそうなのは実績上位のクリノヤマトノオーですが、昇級初戦のエアウィンザーやトリオンフにも同等の支持が集まるかもしれません。

　4レース目は3歳GIIIのフェアリーS(中山11R)。土曜16時の時点ではテトラドラクマ、トロワゼトワル、プリモシーンが上位人気グループを形成していました。

　5レース目は4歳以上オープン、ハンデキャップ競走の万葉S(京都11R)。比較の難しいメンバー構成ですが、昨年の万葉Sで連対を果たしたタマモベストプレイ、ラブラドライトらが人気を集めるのではないかと思います。

[伊吹式WIN5ランキング 2018年01月07日版]

1位 京都9R 3.アスターゴールド
2位 中山10R 16.センチュリオン
3位 京都10R 3.エアウィンザー
4位 京都11R 6.トミケンスラーヴァ
5位 中山11R 2.デュッセルドルフ
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 中山11R 5.ライレローズ
7位 中山11R 6.ジョブックコメン
8位 中山11R 8.グランドピルエット
9位 京都11R 9.ラブラドライト
10位 京都11R 4.グランアルマダ
【以上すべての馬を買うと12点買い】

11位 京都10R 7.トリオンフ
12位 中山10R 2.アルタイル
13位 京都9R 2.スペリオルシチー
14位 中山11R 1.サヤカチャン
【以上すべての馬を買うと120点買い】

15位 京都11R 5.タマモベストプレイ
16位 京都10R 4.クリノヤマトノオー
17位 中山10R 15.ブレスアロット
18位 京都9R 7.サハラファイター
19位 中山11R 7.トロワゼトワル
20位 京都11R 2.プロレタリアト
21位 京都10R 6.レトロロック
【以上すべての馬を買うと1080点買い】

22位 中山10R 14.アドマイヤロケット
23位 中山10R 13.ラインルーフ
24位 中山10R 11.サンマルデューク
25位 京都9R 8.リアルプロジェクト
26位 京都9R 13.フォンターナリーリ
【以上すべての馬を買うと3600点買い】

　4レース目のフェアリーS(中山11R)は実績馬が信頼できないレース。「“前年9月以降、かつJRAの重賞かオープン特別”において9着以内となった経験がある馬」は2014年以降[0-0-0-12]なので評価を下げるべきでしょう。また「枠番が5〜8枠だった馬」も2014年以降[1-2-0-29]といまひとつ。この枠順やメンバー構成なら、好枠を活かせそうなグランドピルエット、ジョブックコメン、デュッセルドルフ、ライレローズあたりを手広く押さえたいところです。

　5レース目の万葉S(京都11R)は臨戦過程がポイント。「前走が“平地競走”、かつ前走の4コーナー通過順が4番手以内だった馬」は2013年以降[3-4-1-9]と比較的堅実でした。一方「前走が“平地競走”、かつ前走の4コーナー通過順が5番手以下、かつ前走の距離が2500ｍ以上だった馬」は2013年以降[0-0-0-18]と上位争いに食い込めていません。今年はグランアルマダ、トミケンスラーヴァ、ラブラドライトあたりが有力だと思います。