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【和田竜二×福永祐一×高橋亮】SP対談“花の12期生”の現在地/第2回『“同期”への想い、その存在』

  • 2018年02月06日(火) 18時02分
祐言実行

▲“花の12期生”スペシャル対談、今では信じられない?競馬学校時代の秘話


「祐言実行」最終回企画。今回はググッと時を遡り、競馬学校の話。競馬学校の入学試験の帰り道に答え合わせをした3人。和田騎手だけがことごとく答えが違っていて、「こいつ、落ちたな」とふたりは思っていたそう。しかし、和田騎手には合格への秘策があったそうで…? さらに、本来なら1期上で入学するはずだった福永騎手。年の差を感じさせない気遣いとは。(取材・構成:不破由妃子)


筆記試験で苦戦した和田騎手、起死回生の秘策は?


──競馬学校の同期である以前に、みなさん幼なじみなんですよね。

高橋 祐一とは乗馬苑からだけど、竜二とは小学校、中学校と一緒ですからね。

和田 トレセン内では珍しくないけどね。厩務員のなかにも幼なじみがいっぱいおるし。祐一は俺たちのひとつ上やから、本来なら11期生だったわけやけど…。

福永 (前の年は)落ちた(笑)。

高橋 たしか試験のときに、ケガをしていたんだよね。

福永 骨折していても受かるだろうと高をくくっていたら、アッサリ落とされた。それで高校に1年行ったんだけど、そのときに乗馬苑の人から「高校なんて行かずに毎日馬に乗れる環境に身を置いて、来年の試験に備えればいいのに」って言われた記憶があるなぁ。

和田 でも迷わず高校に行ったんやろ?

福永 うん。高校ではテニス同好会に入ってました(笑)。だから、ふたりのほうが乗馬歴は圧倒的に長いんだよね。実際、学校に入ってからも、ふたりはすごく巧かったし。

和田 俺からしてみれば、「お前、なにスライドしてきてんねん!」っていう感じやったわ。俺の枠がなくなると思って、マジで戦々恐々としてた。

福永 当時、なんとなくだけど“乗馬苑枠”があって、そこから競馬学校に合格するのは毎年2、3人やったからね。亮は絶対に受かるとみんなが思っていて、そこに俺が前の年からスライドしてきたもんやから…(苦笑)。

和田 ホンマに勘弁してくれよっていう感じやった。

高橋 俺、覚えてることがあるんやけど、一次試験のあと、たしか3人で問題の答え合わせをしながら帰ってきて。俺と祐一はだいたい答えが同じなのに、竜二だけがことごとく違ってさ。心のなかで、「こいつ、落ちたな」と思ってた(笑)。

和田 実際、筆記試験だけなら落ちてたと思うわ。

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祐言実行とは
2013年にJRA賞最多勝利騎手に輝き、日本競馬界を牽引する福永祐一。まだまだ戦の途中ではあるが、有言実行を体現してきた彼には語り継ぐべきことがある。ジョッキー目線のレース回顧『ユーイチの眼』や『今月の喜怒哀楽』『ユーザー質問』など、盛りだくさんの内容をお届け。

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1976年12月9日、滋賀県生まれ。1996年に北橋修二厩舎からデビュー。初日に2連勝を飾り、JRA賞最多勝利新人騎手に輝く。1999年、プリモディーネの桜花賞でGI初勝利。2005年、シーザリオで日米オークス優勝。2013年、JRA賞最多勝利騎手、最多賞金獲得騎手、初代MVJを獲得。2014年のドバイDFをジャスタウェイで優勝。

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