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ノーザンテーストの血を持つ馬が穴を出す阪急杯

  • 2018年02月23日(金) 19時00分


◆阪神カップからの直行組にも期待

 阪急杯は、芝1200mGIに勝利実績がある種牡馬、特にノーザンテーストの血を持つ馬が穴を出すレース。

 去年の阪急杯はナガラオリオンが12番人気の超大穴で3着。同馬の父はアドマイヤマックス。サンデーサイレンスとノーザンテーストの配合で芝1200mのGI勝ち馬。

 ダイワメジャー産駒も過去5年で3回。同馬もサンデーとノーザンテーストの配合馬で産駒も芝1200mGI勝ち馬を出した種牡馬。

 アドマイヤコジーンの産駒も2回馬券になっていますが、同種牡馬もノーザンテーストを持ち、芝1200mGI勝ち馬を出した種牡馬。

 他には芝1200mGI勝ち馬で母父がノーザンテーストのデュランダル産駒フラガラッハも当レースで3着。

 血統以外で注目すべき傾向は、同じ阪神芝1400m重賞の阪神カップから直行してくる組の期待値が高いこと。

 阪神カップは阪急杯と同コースの重賞。にもかかわらず、直行組の期待値が高いのは阪神カップ凡走馬が走るから。

 同じようなメンバーでも枠順や馬場展開の影響で着順が大きく変わりやすいコース。

 今年の出走予定馬でノーザンテーストを持ち、1200mGIに実績がある種牡馬の産駒は、ニシノラッシュ、コスモドーム、アポロノシンザン。

 ムーンクレストは父が1200m重賞、1200mGIで実績を残すアドマイヤムーン。母父シングスピール。昨年12人気3着のナガラオリオンの母父はアドマイヤムーンと同じフォーティナイナー系。母父シングスピールは15年にローブティサージュが9人気3着。

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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