スマートフォン版へ

池添学師「乗り味がいい」即戦力評価ブルスクーロ/吉田竜作マル秘週報

  • 2018年04月18日(水) 18時00分


◆デビューを控えた2歳馬が続々と入厩

 2歳馬が北海道から本州へとやって来るのはゴールデンウイークによる混雑の後と思い込んでいたが、近年はこの混雑の前に、本州へと移動するケースが珍しくないらしい。

 特に美浦ではすでにゲート試験を終え、近郊の牧場へと戻って、英気を養っている2歳馬が多いのだとか。改めて考えれば、6月2日の2歳新馬戦の開始から逆算して、すでに3か月を切っているのだから、当然といえば当然の話か。

 一方でそれよりはるか前に、本州に移動し、本格的なトレーニングを施しているところもある。その代表例がノースヒルズの前線基地・大山ヒルズだ。このあたりは中国地方でも雪が多いことで知られる。さぞ、冬場は苦労するのかと思いきや、今年は違ったようで…。

「地元の人が“里雪”と言っていましたが、今年は人の住んでいるところに雪が多く、(大山ヒルズのある)山間部はそれほど降らなかったんですよ」とは大山ヒルズ取締役マネジャー・齋藤慎氏。もっとも「雪が降っても調教はしますけどね。それはそれでいいトレーニングになるので」というのだからたくましい。

 もう一つ挙げたいのが淡路島にあるawajiトレーニングセンター。以前はごく一部の厩舎が使っていたにすぎなかったが、大手の馬主が馬房を借り上げる形で“一大拠点”としたことで、使用する厩舎も様変わりした。それ以前からの“古株”松田調教師が春先にポツリとつぶやいた。

「今年は早い時期に2歳馬を淡路に移しておいて本当に良かったですよ。北海道は天候が悪くて、満足に乗れないところもあったと聞くからね」

 温暖な淡路島なら、そうしたトラブルとは無縁。人材も集まりつつあると聞くし、これからますます重要度が増す施設になるのでは。

 ちょっと話がそれたが、ゴールデンウイークを前にして、栗東にもだいぶ2歳馬が増えてきた。良血馬の宝庫・中内田厩舎にはダノンファンタジー(牝=父ディープインパクト、母ライフフォーセール)が、池添学厩舎にもブルスクーロ(牡=父キンシャサノキセキ、母ダークサファイア)、ヤマカツマッハ(牡=父ハービンジャー、母ヤマカツオーキッド)が入厩。

 ゲート試験突破に向けての調整が始まっている。特に「乗り味がいい」と池添学調教師が評したブルスクーロは兄姉も早い時期から走った馬が多いだけに「即戦力」として注目してほしい。

このコラムの通知を受け取りますか?

お気に入り

このコラムの通知を受け取りますか?

お気に入り

すでにお気に入りに登録しています。

登録済

2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

関東・舘林勲、大阪・松浪大樹の本紙予想のほか、記者による好評コラム(「一撃・山河浩、馬匠・渡辺薫など)、そして競馬評論家・井崎脩五郎、爆笑問題の田中裕二、IK血統研など超豪華執筆陣の記事も読みごたえたっぷり。馬券作戦に役立つ情報が満載です。

関連サイト:競馬トウスポWeb

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング