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飼い葉桶は地面に!? こんなにも違う日本と愛の馬房事情

  • 2018年05月10日(木) 18時01分
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▲騎手兼オーナーのShane B Kelly騎手、日本とアイルランドの違いを解説!



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 netkeibaをご覧の皆さん、こんにちは。野中悠太郎です。

 今週は、僕が感じた日本とアイルランドの厩舎の違いについてご紹介したいと思います。

 僕が今お世話になっているjohnny murtagh厩舎は、もともとFox Covert Studという古い牧場があった場所を購入し、厩舎と自宅を建設したそうです。大きく分けて古馬と2歳馬の2つの厩舎があるのですが、いろいろな点での日本との違いに驚いています。

 たとえば、馬に飼い葉を与えるための飼い葉桶。日本では基本的に底の深い飼い葉桶を吊るして使用していますが、murtagh厩舎の飼い葉桶は写真のように底が浅く、しかも2歳馬にはそれを地面に置いて飼い葉を与えています。

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▲2歳馬には地面に置いて飼い葉を与えている


 その理由としては、頭を下げて首を伸ばすという、馬にとって自然な形で食べられるから。水も同じようにバケツを地面に置いて与えたり、馬によって臨機応変に対応しています。

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1996年12月29日、福岡県出身。実家が小倉競馬場の近くだったことから騎手を目指す。同期は加藤祥太、鮫島克駿、三津谷隼人。2015年に美浦・根本康広厩舎からデビュー。兄弟子の丸山元気、妹弟子の藤田菜七子に囲まれながら腕を磨く。馬券穴派からの支持が厚い。

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