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動画再生回数22万回!ネットで話題のジョッキーが“日本ダービー架空実況”

  • 2018年05月22日(火) 18時01分

 ある新人騎手のレース実況が「プロ並みにすごい!」とネット上で話題になっています。彼の名前は石堂響騎手(兵庫・長南和宏厩舎所属)。今春、地方競馬の園田・姫路でデビューしたばかりの18歳です。

 幼稚園の頃から家族と競馬場に遊びに行き、「運動音痴だけど、やっぱり騎手になりたくて」と、この道を選びました。「教養センター時代、後輩にも言われるくらい馬乗りが下手」と言いますが、今年デビューの新人騎手の中で勝利数はトップ。15開催日に騎乗し9勝、未勝利の日でも3着以内は確保しています。レース実況の動画再生回数22万回を超えた新人騎手の素顔に迫ります。

武豊騎手に誓った騎手への夢


 大阪府出身の石堂騎手が競馬を見始めたのは5歳の頃。

「幼稚園の先生が競馬好きだったのと、母も昔から競馬が好きだったんです。母と阪神・京都・園田はもちろん、家族旅行ともなれば競馬場のある土地に行きました。新潟、福島、大井、船橋、笠松、名古屋、姫路。初めて園田競馬場に行ったのはリアライズノユメが勝った兵庫ジュニアグランプリで、2着はカネマサコンコルド。ホクセツサンデーも走っていたのを覚えています。姫路競馬場に行った時は、長南厩舎の馬が勝ちました。のちに長南厩舎の所属になるなんて、なんだか奇跡みたいですね」

 それはもう、次から次へとレース内容や馬名が出てきます。彼の少年時代は競馬を中心に回っていたのでしょう。小学4年生の頃には新聞でとある企画の募集を見つけました。

「プロ野球選手やケーキ屋さんといった職業の人に会って話を聞けるコラムで、参加する子供を募集していました。色んな職業が選べる中に騎手があったので応募したら当選! 京都競馬場で武豊さんにお会いして、『馬の気持ちは分かりますか』など質問をしました。でも、緊張して目も合わせられなかったんですよ……」

馬ニアックな世界

▲武豊騎手との出会いで騎手を目指した石堂騎手「緊張して目も合わせられなかったんですよ…」


 勝負服にヘルメット姿で菊花賞2着のマイネルデスポットに騎乗し、武騎手が引き手を持ち一緒に歩いてくれました。武騎手に「競馬学校にがんばって入学します」と誓った石堂騎手は翌年、京都競馬場の淀乗馬スポーツ少年団に入団しました。

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競馬リポーター。競馬番組のほか、UMAJOセミナー講師やイベントMCも務める。『優駿』『週刊競馬ブック』『Club JRA-Net CAFEブログ』などを執筆。小学5年生からJRAと地方競馬の二刀流。神戸市出身、ホームグラウンドは阪神・園田・栗東。特技は寝ることと馬名しりとり。

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