▲2011年調教師引退後は、アドバイザー、馬主そして評論家とマルチに活躍を続ける池江泰郎氏
ディープインパクト、ステイゴールド、メジロマックイーンなど競馬史に残る名馬を育ててきた池江泰郎元調教師に安田記念に出走する有力馬11頭の馬体診断を行っていただきました。“池江の眼”にかなった馬は果たして!?
アエロリット
5月24日撮影胴まわりがしっかりしていて、牝馬にしては立派な馬体です。オトコ馬と見間違うような馬体で、いかにもパワー型という印象を受けました。芝で走っていますし、GIも勝っていますが、ダートでも通用してもおかしくないほどで、クロフネ産駒の特徴がよく現れています。前走から中2週になりますが、前走時の馬体は維持できていると思いますね。
キャンベルジュニア
5月23日撮影首差しからの胴のバランスを見ると非常に均整がとれており、馬体的には整っている印象を受けます。後躯に目を移すとトモの流れも良く、腰の肉付きが素晴らしいですね。パッと見た印象でもわかるように、ボリュームのある立派な馬体をしていますし、馬体面から見ても距離も心配ありません。
サトノアレス
5月24日撮影馬体的にまだ余裕のある状態で2歳王者になりましたが、その当時と比べても完成してきています。ディープインパクト産駒にしては筋肉質なタイプで、全身のシルエットがきれいな馬ですね。腰の張りもいいですし、体型的には