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【石橋脩×藤岡佑介】第1回『ラッキーライラックの主戦として振り返る桜花賞とオークス』

  • 2018年06月20日(水) 18時02分
with 佑

▲「取材嫌い、写真嫌い」の石橋騎手(右)、貴重な対談で何を語るのか!?


今回のゲストは石橋脩騎手です。マスコミの間では「取材嫌い、写真嫌い」で有名。人との関わり方に自分ルールがある石橋騎手は、「(本心では)そっとしておいてほしい」と苦笑い。しかし、この春は「そっとしておいてもらえる」存在ではありませんでした。2歳女王ラッキーライラックと共に、絶対的な1頭として挑んだ桜花賞。佑介騎手が“完璧”と称する騎乗をもってしても、叶わなかった1着でのゴール。石橋騎手の目に、アーモンドアイはどのように映っているのでしょうか。 (取材・構成:不破由妃子)


一瞬にして抜かれて、何の抵抗もできず…


──石橋さん、今日はお越しいただきありがとうございます。あまりこういう取材はお好きじゃないと伺っていたのですが、今回出ていただけたのは……

石橋 それはやっぱり(対談の相手が)藤岡だから…ですかね。

佑介 ありがとうございます! 最初に打診したときから乗り気じゃないのはわかっていましたけど、押せばいけそうな空気感だったので、そこは半ば強引に(笑)。

石橋 藤岡のことは嫌いじゃないから(笑)。

with 佑

▲「なぜこの取材を受けたか? 藤岡のことは嫌いじゃないから(笑)」


佑介 脩ちゃんの場合、「嫌いじゃない」か「嫌い」かの二択だから、「嫌いじゃない」イコール「好き」っていうことでいいんですよね?

石橋 うん、まぁ…(苦笑)。藤岡はいいヤツだからね。

佑介 ほとんど取材を受けないからか、脩ちゃんに対して無口なイメージを持っているファンも多いと思いますが、もともとは口数の少ないタイプではないですもんね。ジョッキールームでは、むしろ僕より喋ってるくらい(笑)。

石橋 自分のことを分かってくれてるな、相手の言動が理解できるな、と思えばたくさん喋ることができる。でも、そうじゃない人や初めての人には壁を作っちゃうんですよね。その壁が人よりも高いのかもしれない。僕ね、「気にしい」なんだよね。こういう取材でいえば、同じ言葉でも読み手によって受け取り方が違ってくるでしょ? そういうのが嫌だなって。だから、自分が発したことはなるべく書いてほしくない。もうね、そっとしておいてほしいんです…(苦笑)。

佑介 でも、この春は「そっとしておいてもらえる」存在ではなかったですからね。とくに桜花賞は、絶対的な1頭として臨んだわけで。将雅(ハープスター)のときもそうだったけど、年齢の近いジョッキーがああいう立場でクラシックに挑むというのは、結果がどうであれ、すごいことだなと思うんです。

石橋 阪神ジュベナイルFも破壊力のある勝ち方をしてくれたけど、それ以上にチューリップ賞の内容がすごくよくて、「これは強いな」と確信して。だから自信はあったんだけどね。

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JRAジョッキーの藤岡佑介がホスト役となり、騎手仲間や調教師、厩舎スタッフなど、ホースマンの本音に斬り込む対談企画。関係者からの人望も厚い藤岡佑介が、毎月ゲストの素顔や新たな一面をグイグイ引き出し、“ここでしか読めない”深い競馬トークを繰り広げます。

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1986年3月17日、滋賀県生まれ。父・健一はJRAの調教師、弟・康太もJRAジョッキーという競馬一家。2004年にデビュー。同期は川田将雅、吉田隼人、津村明秀ら。同年に35勝を挙げJRA賞最多勝利新人騎手を獲得。2005年、アズマサンダースで京都牝馬Sを勝利し重賞初制覇。2013年の長期フランス遠征で、海外初勝利を挙げた。

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