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こんな新戦略で大丈夫なのか!?/七夕賞

  • 2018年07月06日(金) 18時00分


◆ちょっと絞りすぎた感もあるが…

須田 下半期の大事な初戦だった、先週のラジオNIKKEI賞。絞って4頭残しで勝負しましたが……まさに「かすりもせず」というドイヒーな結果となってしまいましたねえ。

井崎 最後の直線、フィエールマンの末脚にはびっくりしたよ。アレで前を捉えきれなかったのは、ちょっともったいない。なかなかお目にかかれない級のキレ味だよ。

須田 まあセンセイは、そんな馬をあっさり「消し」で勝負していたんですけどね! 下半期の星取り表がどれくらい黒く染まるか、考えるだけで今から恐ろしいですよ……。

井崎 なぜか、初戦だけは調子よかったりしたんだけどな(笑)。まあ、あまり須田クンを心配させるワケにもいかないから、今週の七夕賞をサクッと的中させてしまおう。

須田 12頭と少頭数になったとはいえ……福島のハンデ重賞なので、何があってもおかしくないんですけどね。いかにも簡単に的中できそうで、意外に難しいといいますか。

井崎 そうなんだよ。毎年のように人気薄が1頭は混じるから、それがどの馬なのかをうまく見定めないと。まあそれ以前に、ちょっと絞りすぎた感が否めないよね(笑)。

須田 ……センセイ、さすがに「残った馬」が3頭というのは、正気の沙汰ではないかと。なんか最近、当たってもいないのに絞り込む傾向が強くなっている気がしますよ?

井崎 手堅く的中を狙ってハズレとか、手広くいってハズレっていうのが、いちばん情けないからね! さすがに、コレで3連複や3連単を的中させるのは厳しいだろうけどさ。

須田 男らしいっちゃ男らしいですが……この調子で絞った勝負を続けると、有馬記念まで延々と黒星という可能性もゼロではないかと。やめたほうがいいと思いますけどねえ。

井崎 いやいや、マイネルサージュとサーブルオールの2頭で決まりそうなところに、パワーポケットが一気の脚で突っ込んで来る光景が見える! 配当もハネるぞ!

須田 ボクには「ああ、このところの暑さで脳ミソが溶けたんだな」と、読者さんが残念そうな顔を浮かべている姿が見えますよ(笑)。馬連や馬単での的中が限界でしょうな。

井崎 それに、3頭残しなら馬連や馬単の的中でプラスに持っていけるだろ? コンスタントに白星を狙うための、これは新戦略なんだよ。その結果に、期待してくれたまえ!

☆05番マイネルサージュ
☆06番サーブルオール
☆08番パワーポケット

・最内と大外の馬番に入った馬
※福島過去9回[0-0-1-17]
●2017年該当馬→ソールインパクト(3着)、パドルウィール(8着)
○2018年該当馬→プラチナムバレット、シルクドリーマー

・前走が10番人気以下、または10着以下だった7歳以上馬
※福島過去9回[0-0-0-34]
●2017年該当馬→バーディーイーグル(10着)
○2018年該当馬→マイネルフロスト、メドウラーク、バーディーイーグル、マイネルミラノ

・鞍上が乗り替わる牝馬
※福島過去9回[0-0-0-7]
●2017年該当馬→該当なし
○2018年該当馬→キンショーユキヒメ、ワンブレスアウェイ、レイホーロマンス

2017年残った馬→ゼーヴィント、マイネルフロスト、スズカデヴィアス、フェルメッツァ、タツゴウゲキ、ウインインスパイア、ヴォージュ、マルターズアポジー、フェイマスエンド

【2017年結果】
1着:ゼーヴィント(○)
2着:マイネルフロスト(○)
3着:ソールインパクト(×)

2018年下半期[星取り表]:●

1975年から新聞、雑誌などにユニークな競馬エッセイを発表。1983年からフジテレビの競馬中継にレギュラー解説者しても活躍中。須田鷹雄との掛け合いによって誕生した消去法は、もはや伝説の馬券術。巷では「1年遅れのバカ当たり」とも称される!?

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