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七夕賞は馬格のあり過ぎる馬が信頼できない

  • 2018年07月07日(土) 20時00分


 2018年のWIN5対象レースにおける騎手別の勝利数ランキングを見ると、先週終了時点でトップに立っているのは川田将雅騎手とM.デムーロ騎手(各11勝)。この2名は前回7月1日のWIN5対象レースでもそれぞれ1勝ずつ上積みしています。ちなみに、3位タイは戸崎圭太騎手とC.ルメール騎手(各8勝)です。

 昨年の同時期、すなわち2017年上半期(1〜6月)のランキングを見ると、トップはM.デムーロ騎手(15勝)で、2位がC.ルメール騎手(10勝)でした。なお、戸崎圭太騎手は6勝で4位タイにつけていたものの、川田将雅騎手はこの時点で1勝しかしておらず、2017年下半期(7〜12月)も3勝どまり。川田将雅騎手の復調によって混戦模様となったこのランキングがどう動いていくのか、今後も目が離せません。

 明日7月8日のWIN5は総出走頭数が69頭、総組み合わせ数が49万3920通り(土曜16時現在)。ハンデキャップ競走が3レースあるうえに天候も不安定で、難解な印象を受けているプレイヤーが多いんじゃないでしょうか。

◆プロキオンSは年明け以降の戦績に注目

 1レース目は3歳以上1000万下、ハンデキャップ競走の有松特別(中京10R)。3歳のインディチャンプあたりが注目を集めるのではないかと思います。

 2レース目は3歳以上1000万下の天の川賞(福島10R)。4歳のテルペリオン、ワイルドカードらに人気が集まるでしょう。

 3レース目は3歳以上オープン、ハンデキャップ競走のマリーンS(函館11R)。比較の難しいメンバー構成で、上位人勢の支持はやや割れるかもしれません。

 4レース目は3歳以上GIIIのプロキオンS(中京11R)。土曜16時の時点ではインカンテーション、ウインムート、キングズガード、ドリームキラリ、マテラスカイが上位人気グループを形成していました。

 5レース目は3歳以上GIII、ハンデキャップ発走の七夕賞(福島11R)。こちらは土曜16時の時点だとサーブルオールに支持が集まっており、2番手以下は混戦模様です。

[伊吹式WIN5ランキング 2018年07月08日版]

1位 中京11R 6.インカンテーション
2位 函館11R 12.ハイランドピーク
3位 福島11R 1.プラチナムバレット
4位 福島10R 1.ワイルドカード
5位 中京10R 3.キラービューティ
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 中京10R 12.オーマイガイ
7位 中京10R 7.ピースマインド
8位 福島10R 12.テルペリオン
9位 福島11R 10.レイホーロマンス
【以上すべての馬を買うと12点買い】

10位 函館11R 10.ユラノト
11位 中京11R 2.ドリームキラリ
12位 中京10R 1.インディチャンプ
13位 福島10R 11.カブキモノ
14位 福島11R 6.サーブルオール
【以上すべての馬を買うと144点買い】

15位 函館11R 9.ストロングバローズ
16位 中京11R 3.ウインムート
17位 中京10R 10.ペスカネラ
18位 中京10R 13.クリアザトラック
19位 福島10R 3.ゴールドブラッド
20位 福島10R 5.ベラポーサ
21位 福島10R 8.ロスカボス
22位 福島11R 7.ワンブレスアウェイ
【以上すべての馬を買うと1296点買い】

23位 福島11R 2.キンショーユキヒメ
24位 函館11R 6.ヨシオ
25位 中京11R 1.サクセスエナジー
26位 中京11R 7.キングズガード
【以上すべての馬を買うと3600点買い】

 4レース目のプロキオンS(中京11R)は年明け以降の戦績を素直に評価したい一戦。「“同年、かつJRA、かつ1400m以上、かつ重賞かオープン特別のレース”において3着以内となった経験がない馬」は2013年以降[0-0-2-37]と苦戦しています。また「前走の条件が“国内のレース”、かつ前走の着順が2着以下、かつ前走の1位入線馬とのタイム差が0.3秒以上だった馬」は2013年以降[0-0-3-38](複勝率7.3%)。大敗直後の馬は信頼できません。面白そうな馬は何頭かいますが、今年のメンバー構成なら実績上位のインカンテーションを素直に重視すべきでしょう。

 5レース目の七夕賞(福島11R)は馬格がポイント。「前走の条件が“国内のレース”、かつ前走の馬体重が500kg以上だった馬」は2013年以降[1-0-0-20]と期待を裏切りがちでした。さらに「馬齢が7歳以上だった馬」は2013年以降[0-1-1-22]、「前走の条件が“国内のレース”、かつ前走の4コーナー通過順が2番手以内だった馬」は2013年以降[0-0-1-13]と、それぞれ優勝例なし。ここ5年の優勝馬5頭がいずれも重賞ウイナーだったことも加味すると、格の高いレースで善戦してきたプラチナムバレット、レイホーロマンスあたりが楽しみです。

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競馬評論家。JRAの公式ホームページ内「今週の注目レース」にて“データ分析”のコーナーを、TCK(東京シティ競馬)の公式ホームページ内「分析レポート」にて重賞競走のデータ分析を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラム、『週刊アサヒ芸能』、『競馬王』などさまざまなメディアを舞台に活動している。主な著作に『WIN5攻略全書 回収率150%超!“ミスターWIN5”のマインドセット』、『コース別 本当に儲かる騎手大全』シリーズ、『コース別 本当に儲かる血統大全』シリーズ、『ウルトラ回収率』シリーズ(いずれもガイドワークス)など。

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