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激アツ舞台の謎レースは、今年堅くても新たなナゾ生み夏深まる?/中京記念

  • 2018年07月23日(月) 12時00分

(c)netkeiba.com



 暑さ増し増しの異常気象。

 この炎天下でグラウンドレベルでの体感はどれくらいか。騎手は馬の上でクラッとしないのか。馬はいつもとどう違うのか、などなど。ライブで伝えることのできる放送は、もう少し現場を取り巻く状態までをリポートして欲しいものです。

 誰もが未体験ゾーンとなる異次元の夏。予想もそういう要素を入れていかないと当たる気がしません。つーか実際当たりません! とにかく不明要素の多い夏競馬なうです。

 で、夏のミステリー重賞のひとつ『中京記念』。

 ついに勝てない1番人気が勝ちました。しかもコースレコード。まあ一応、予想は当たりましたが、それはそれでモヤモヤ感は残るわけです…。

【検証ナンバー143】
サンプルレース名/2018年07月22日(日)中京11R・中京記念(GIII)芝1600m

【レース前状況】
 炎天下の日曜日。午前中から気温は上がっている。1番人気は大外に入ったグレーターロンドン(田辺)。ハンデはやや恵まれた感ある56.5キロ。初重賞制覇を目指すが、はたして1番人気の成績が悪いレースで逆境を跳ね返せるか。2番人気は昨年同レースの勝馬ウインガニオン(津村)。ハンデは昨年より端数重い57.5キロ。以下、52キロの牝馬ワントゥワン(デムーロ)、54キロのリライアブルエース(戸崎圭)、56キロのロジクライ(浜中)と続いていた。

【レース結果】
1着グレーターロンドン 牡6(1番人気)
2着ロジクライ     牡5(5番人気)
3着リライアブルエース 牡5(4番人気)

【払い戻し】
単勝 500円
枠連 990円
馬連 2430円
馬単 4570円
3連複 5420円
3連単 2万5980円

【教訓】を吹っ飛ばすコースレコード勝ちの威力


 そういえば、先週もこのコラムで「結果はいつも教訓を上回ってくる」と書いた。

 1番人気がこない重賞『中京記念』では1番人気に◎を打たない。この教訓を基本に予想を組み立てた今年。間違いなく1番人気になるだろうグレーターロンドンは▲に留める。「今年も1番人気は勝たないんだろうな」と思いながら…。

 だがそんな邪念は同馬のレコードタイムのオマケつき圧勝で吹っ飛ばされることに。

「というわけで教訓を上回る結果になる…」

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No.1予想家の大石川大二郎が、前週の荒れたレースを「どうすれば取れたか」という視点で徹底分析。さっそく今週のレースから使える教訓を伝授、「未来の馬券力」を上げちゃうコラムです!!

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