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　明日8月12日のWIN5は総出走頭数が59頭、総組み合わせ数が19万1100通り(土曜12時現在)。総組み合わせ数が20万通りを切ったのは今年の4月1日以来で、このまま出走取消等がなかったとしても、史上12番目の少なさです。極端な少頭数となった博多S(小倉11R)にどう臨むかがひとつのポイントと言えるでしょう。

　先週までのWIN5対象レースにおける「単勝1番人気馬が勝ったレースの割合」を見ると、全体では29%となっています。そのうち7頭立て以下のレースは25%。ちなみに、15頭立て以上のレースは26%でした。サンプルがそれほど多くないとはいえ、極端な少頭数であっても堅く収まる可能性が大きく上がるわけではありません。もちろん、無理に穴を狙う必要はないでしょうし、場合によっては単勝1番人気馬の一頭勝負でも構わないと思いますが、「少頭数だから」という理由で安易に絞らないよう心掛けたいところです。

◆エルムSは基本的に若い馬が強い

　1レース目は3歳以上1000万下の西部日刊スポーツ杯(小倉10R)。比較の難しいメンバー構成で、支持はやや割れるかもしれません。

　2レース目は3歳以上1600万下の柳都S(新潟10R)。ブライトンロックをはじめとする4歳勢が注目を集めるのではないかと思います。

　3レース目は3歳以上GIIIのエルムS(札幌11R)。土曜12時の時点ではミツバが人気の中心で、ドリームキラリ、ハイランドピークらが続いていました。

　4レース目は3歳以上1600万下、ハンデキャップ競走の博多S(小倉11R)。前走で2着となったメイズオブオナーあたりに支持が集まるでしょう。

　5レース目は3歳以上GIIIの関屋記念(新潟11R)。こちらは土曜12時の時点だとエイシンティンクル、プリモシーン、フロンティア、リライアブルエース、ワントゥワンといったところが上位人気です。

[伊吹式WIN5ランキング 2018年08月12日版]

1位 新潟10R 6.ブライトンロック
2位 小倉11R 5.メイズオブオナー
3位 小倉10R 4.ワンダープラヤアン
4位 札幌11R 5.ノーブルサターン
5位 新潟11R 5.ショウナンアンセム
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 新潟11R 3.スターオブペルシャ
7位 新潟11R 12.プリモシーン
8位 札幌11R 3.ミツバ
9位 小倉10R 1.アグネスエーデル
【以上すべての馬を買うと12点買い】

10位 小倉11R 2.サトノケンシロウ
11位 新潟10R 5.ビスカリア
12位 新潟11R 2.フロンティア
13位 札幌11R 4.アンジュデジール
14位 小倉10R 2.スターペスマリア
【以上すべての馬を買うと144点買い】

15位 小倉11R 4.ヴァフラーム
16位 新潟10R 4.ミッシングリンク
17位 新潟11R 6.リライアブルエース
18位 新潟11R 8.ロードクエスト
19位 札幌11R 8.ハイランドピーク
20位 札幌11R 1.リッカルド
21位 札幌11R 9.ロンドンタウン
22位 小倉10R 6.ハトマークレディ
【以上すべての馬を買うと1296点買い】

23位 小倉10R 9.キタノユーリン
24位 小倉11R 3.ケンホファヴァルト
25位 新潟10R 9.サルサディオーネ
26位 新潟10R 8.パルトネルラーフ
【以上すべての馬を買うと3600点買い】

　3レース目のエルムS(札幌11R)は若い馬を重視したい一戦。「馬齢が6歳以上」だった馬のうち「“JRA、かつダート、かつ1800m以上、かつ重賞のレース”において優勝経験のない馬」は2012年以降[0-1-1-33]と勝ち切れていません。また「前走の条件が“国内のレース”だった馬」に限ると、「前走の4コーナー通過順が6番手以下だった馬」は2012年以降[0-1-0-31]、「前走の馬体重が490kg未満だった馬」は[0-0-2-18]。ミツバあたりも軽くは扱えませんが、前出の条件をすべてクリアしているノーブルサターンは押さえておいた方が良いと思います。

　5レース目の関屋記念(新潟11R)は年明け以降の戦績がポイント。「“同年、かつJRA、かつ重賞かオープン特別のレース”において連対経験のない馬」は2012年以降[0-1-1-47]と苦戦していました。また「前走の上がり3ハロンタイム順位が3位以内だった馬」は2012年以降[0-3-0-29]、「馬齢が6歳以上だった馬」は2012年以降[1-1-1-36]と、それぞれ人気を裏切りがち。今年のメンバー構成ならショウナンアンセム、スターオブペルシャあたりが楽しみです。