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　今週末のJRAはワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)が開催されているため、競走番号ごとの発走順が小倉→札幌→新潟となっています。前回8月19日と同じく、WIN5対象レースは小倉の11R、新潟の10〜11R、札幌の10〜11Rですのでご注意ください。

　明日8月26日のWIN5は総出走頭数が64頭、総組み合わせ数が29万5680通り(土曜16時現在)とかなり少なめ。ハンデキャップ競走もありませんし、極端な高額配当が飛び出す可能性は低いと見ていいでしょう。

　ただ、その一方で、普段とはジョッキーのラインナップが大きく異なるWASJ第3戦(札幌10R)、出走馬のキャリアが総じて浅い新潟2歳S(新潟11R)あたりは、難解な印象を受けるプレイヤーも多いはず。もちろん、サマースプリントシリーズ第5戦のキーンランドC(札幌11R)も簡単に絞り込めそうなメンバー構成ではありません。納得のいく買い目をどう予算の範囲内に収めるかがポイントになりそうです。

◆キーンランドCは基本的に牝馬が強いレース

　1レース目は3歳以上1000万下のWASJ第3戦(札幌10R)。前走で2着に好走したフリーフリッカーあたりが注目を集めると思います。

　2レース目は3歳以上オープンの朱鷺S(新潟10R)。比較の難しいメンバー構成で、上位人気勢の支持はやや割れるかもしれません。

　3レース目は3歳以上オープンの小倉日経OP(小倉11R)。前走の福島テレビOPを制したマサハヤドリームあたりが人気の中心でしょう。

　4レース目は3歳以上GIIIのキーンランドC(札幌11R)。土曜16時の時点ではナックビーナスに支持が集まっており、レッツゴードンキらが続いていました。

　5レース目は2歳GIIIの新潟2歳S(新潟11R)。こちらは土曜16時の時点だとケイデンスコールが人気の中心で、アンブロークン、ジョディーらが続く構図です。

[伊吹式WIN5ランキング 2018年08月26日版]

1位 小倉11R 3.マサハヤドリーム
2位 新潟10R 1.トウショウドラフタ
3位 札幌11R 11.ナックビーナス
4位 札幌10R 6.フリーフリッカー
5位 新潟11R 9.アンブロークン
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 新潟11R 11.ジョディー
7位 新潟11R 2.エルモンストロ
8位 新潟10R 14.ワンスインナムーン
9位 札幌10R 12.マテラリードル
【以上すべての馬を買うと12点買い】

10位 札幌10R 14.ケルフロイデ
11位 札幌11R 8.デアレガーロ
12位 札幌11R 6.レッツゴードンキ
13位 小倉11R 2.キョウヘイ
【以上すべての馬を買うと108点買い】

14位 新潟11R 5.ロードアクア
15位 札幌10R 7.リリカルホワイト
16位 札幌11R 3.ヒルノデイバロー
17位 新潟10R 15.アイライン
18位 小倉11R 4.テイエムイナズマ
19位 新潟11R 6.ケイデンスコール
20位 新潟11R 7.エイカイキャロル
21位 札幌10R 9.ヴォカツィオーネ
【以上すべての馬を買うと1080点買い】

22位 札幌10R 11.リキサンダイオー
23位 札幌11R 7.ダノンスマッシュ
24位 新潟10R 3.ジューヌエコール
25位 新潟10R 9.ショウナンライズ
26位 小倉11R 6.タムロミラクル
【以上すべての馬を買うと3600点買い】

　4レース目のキーンランドC(札幌11R)は北海道のレースを主戦場としてきた馬に注目したい一戦。「“前年か同年、かつ札幌か函館、かつ1600万下から上のクラスのレース”において5着以内となった経験のない馬」は2012年以降[0-2-1-34]と苦戦しています。また「“同年、かつサマースプリントシリーズ対象のレース”において3着以内となった経験がある馬」を除くと、「性が牡およびセンだった馬」も2012年以降[0-0-2-41]。今年のメンバー構成なら、やはりナックビーナスを重視すべきでしょう。

　5レース目の新潟2歳S(新潟11R)は、過去の戦績を素直に評価した方が良さそう。「“JRA、かつ左回り、かつ出走頭数が10頭以上だったレース”において上がり3ハロンタイム順位が2位以内だった経験のない馬」は2012年以降[0-0-2-48]と優勝争いに食い込めていません。また「前走との間隔が中3週以内だった馬」は2012年以降[1-0-0-43]、「前走の馬体重が440kg未満だった馬」は2012年以降[0-0-0-25]。これらの条件をクリアしているアンブロークン、エルモンストロ、ジョディーあたりが有力候補です。