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キタサンミカヅキとトキノパイレーツの近況

  • 2018年09月03日(月) 18時00分


キタサンミカヅキ、強かった!


 8月29日に大井競馬場で行われたアフター5スター賞(1200m戦)は、森泰斗騎手が手綱を取った1番人気キタサンミカヅキ(中央・古賀史生厩舎⇒船橋・佐藤賢二厩舎)が、自身2度目となる59キロを背負いながらも完勝しました。

アフター5スター賞は59キロを背負いながらも圧勝したキタサンミカヅキ。今後のダートグレードレース戦線が楽しみです


 道中はいつもより前目の中団につけ、勝負所で一気に先団に取りついていくと、最後の直線に入るところでは6、7頭分の外を回りながらも豪快に伸びてきて、2着のアピアに3馬身差(1分11秒8・重)。格の違いをまざまざと見せつける結果になりました。

「今日は先行馬が残りやすい馬場だったので、前と離されずに乗ろうと思っていたので、考えていた通りの展開になりました。59キロでもいつもと変わらずに反応はよかったです。追ってからの切れ味はすごいですし、この馬は相当走ると思いますよ!」と森騎手も絶賛。

 それでも最後は抜け出したらフワフワとしていたそうで、余裕たっぷりの内容。レース後もケロッとしていたそうなので、さすがですね。

厩舎にいる時のキタサンミカヅキ。8歳になりましたが、とても愛らしい顔立ちです


 キタサンミカヅキは、中央から移籍以降も南関東で大活躍。昨年のこのレースを完勝し、続く東京盃も優勝。JBCスプリントは優勝したニシケンモノノフから0.1秒差の5着。それ以降も高いレベルで走りながら(南関東では)一度も掲示板を外さずに、現在はプラチナカップに続いて重賞連勝中です。

「元々の持っている力がある馬」と佐藤調教師も言っていて、中央勢とヒケの取らない力があることは陣営も信じ、今後もダートグレードレースへ挑戦予定です。今年も東京盃(10月10日、大井・1200m)からJBCスプリント(11月4日、京都・1200m)というプランがあるそうです。去年惜しくも涙を呑んだJBCの舞台、今年こそは……。

新しく仲間入りをしたトキノパイレーツ


 3歳戦では、トキノパイレーツ(中央・相沢郁厩舎⇒川崎・八木正喜厩舎)が南関東に仲間入りをしました。中央時代は2勝を挙げて、ユニコーンSでは優勝したルヴァンスレーヴから0.9秒差の6着。8月21日に行われた戸塚記念トライアル・芙蓉賞(川崎・2000m)から始動しました。

 町田直希騎手を背に、道中は3、4番手から、2周目の3コーナー手前では先頭に立つと、そのまま押し切り、1番人気に応えて優勝しました。勝ちタイムは2000m・2分10秒6(良)。

「ここまでの実績からも、今日はどう乗っても勝てると思っていました。普段はすごく大人しくて乗りやすい馬ですが、速く走らせるとスイッチが入るので、今日も返し馬から気合が入っていました。

 もう少し後ろからもませて3〜4コーナーから上がっていくのが理想でしたが、外から来られた時に行きたがって、力で押し切る競馬になってしまいました。今日は考えていたような競馬にはなりませんでしたが、それでも強い競馬をしてくれて、馬に感謝です」(町田騎手)

南関東初戦を走り終えた後のトキノパイレーツ。至る所で、『この馬は強い』という声が上がっていました


 今年からS1に格上げされた戸塚記念(9月12日、川崎・2100m)の優先出走権をつかみました。一度使ってどんな変わり身を見せてくれるのでしょうか。

 次回は9月17日(月・祝)にお会いしましょう!

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南関東競馬リポーター。宮城県仙台市出身。元NHK山形放送局キャスター。タイキフォーチュンがきっかけで競馬の世界を知り魅了され、競馬を伝える仕事に就きたく上京。MXテレビ大井競馬中継を経て、現在は南関東競馬内で取材活動を行っている。南関東競馬公式ウェブサイト内・南関魂、大井競馬ホームページ、サンケイスポーツ、楽天、ウェブハロン、ターファイトクラブ会報誌、馬事通信など。

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