2020年05月30日公開分より、当連載はタイトルを「WIN5スペシャル予想」から「1点で仕留めるWIN5攻略法」に改め、内容も大きくリニューアル致しました。今後はより分かりやすくなるよう、極限のところまで買い目を絞って予想を公開します。“新しい解説様式”を、皆様のWIN5攻略に上手くご活用ください!
当連載の活用方法などについてはこちらをご覧ください 前回5月31日のWIN5は43万7280円の配当で決着。ちなみに、単勝支持率通りに残り票数が減っていったと仮定した場合の配当理論値は約63万円で、実際の配当は3割ほど安い水準にとどまりました。4レース目まで生き残った票のうち7割以上が的中となったように、5レース目の日本ダービー(東京11R)をコントレイルの一頭勝負とした方が多かったようです。
明日6月7日のWIN5は総出走頭数が69頭、総組み合わせ数が41万9328通り(土曜12時現在)。極端に出走頭数の少ないレースがあったり、断然の人気を集めそうな馬がいたりする分、却って買い目が作りやすいのではないかと思います。
【2020年06月07日発売分の1点予想】
東京9R 4.ガロシェ
阪神10R 3.ハクアイウィンザー
東京10R 11.シェパードボーイ
阪神11R 11.ブルーメンクローネ
東京11R 5.アーモンドアイ
【1レース目 東京9R ホンコンJCT】
今年の2回東京芝2000mは、4歳以上のレースに限ると、内寄りの枠に入った馬が不振。「馬番が1〜3番だった馬」は[0-0-1-11]でしたから、ヴァンランディはやや評価を下げるべきでしょう。
ルイジアナママ・レターオンザサンドあたりも侮れませんが、やはり注目はガロシェ。前走が好内容でしたし、特に不安要素が見当たりません。
【2レース目 阪神10R 加古川特別】
高齢馬は評価を下げた方が良さそう。「馬齢が5歳以上だった馬」は2015年以降[0-0-2-46]と苦戦していました。4歳の馬が“降級”しなくなった2019年も4歳勢のワンツーフィニッシュ決着でしたし、ツブラナヒトミ・テイエムチューハイらは過信禁物だと思います。
チャンスがありそうなのはハクアイウィンザー・カルロスミノル・ローザノワール・フィルストバーンあたり。3歳のハクアイウィンザーは特に面白そうです。
【3レース目 東京10R 麦秋S】
こちらも近年は若い馬が優勢。「馬齢が6歳以上だった馬」は2017年以降[0-0-0-20]ですし、「馬齢が5歳だった馬」も2017年以降[0-1-2-11]と勝ち切れていません。オンザロックス・ハーグリーブスらは信頼できないと見るべきでしょう。
なお「前走の4コーナー通過順が8番手以下だった馬」は2017年以降[0-1-1-22]。極端に先行力が低い馬も期待を裏切りがちでした。
実績上位のバーンフライは押さえておきたいところですが、やはり楽しみなのは4歳のシェパードボーイ・ロンドンテソーロ。シェパードボーイはコース替わりもプラスに働くと思います。
【4レース目 阪神11R ストークS】
昨年の3回阪神芝1600m外、かつ3歳以上のレースは外枠有利。「枠番が1〜4枠だった馬」は[0-1-0-16]でしたし、カリボール・ボッケリーニあたりは疑ってかかりたいところです。
有力候補は実績上位のヴィッテルスバッハ、好枠を活かせそうなサヴォワールエメ・ブルーメンクローネ・アドマイヤスコールあたり。前走が好内容だったブルーメンクローネは特に高く評価すべきでしょう。
【5レース目 東京11R 安田記念】
大敗直後の馬は不振。「前走の着順が2着以下、かつ前走の1位入線馬とのタイム差が0.5秒以上だった馬」は2016年以降[0-0-0-15]と上位に食い込めていません。
また「生産者がノーザンファーム・社台ファーム以外だった馬」も2016年以降[1-1-0-34]といまひとつ。ダノンキングリーらは過信禁物だと思います。
さらに「父がサンデーサイレンス系種牡馬、かつ“前年以降、かつ東京、かつ重賞のレース”において1着となった経験のない馬」は2016年以降[0-0-1-23]と苦戦していました。グランアレグリアあたりもやや評価を下げた方が良さそうです。
これらの傾向から強調できるのはアーモンドアイ・インディチャンプ・アドマイヤマーズといった面々。もっとも、単勝で“保険”をかけることも可能な5レース目ですから、WIN5はアーモンドアイの一頭勝負を基本線とした方が良いでしょう。