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セントウルSは実績や臨戦過程に注目したい

  • 2021年09月11日(土) 19時00分
 前回9月5日のWIN5は226万3130円の配当で決着。1〜4レース目の優勝馬4頭はいずれも単勝オッズ7倍未満の支持を集めていましたが、5レース目の新潟記念(新潟11R)を単勝オッズ42.8倍(12番人気)のマイネルファンロンが制したことで、やや高めの払戻金額となりました。

 ちなみに、4レース目終了時点の残り票数は2万958票、最終的な的中票数は242票でしたから、4レース目→5レース目の残存率は約1.15%だったということになります。一方、マイネルファンロンの単勝支持率は約1.87%。WIN5における支持率は、単勝よりもさらに低かったと見て良いでしょう。

 単勝と違い、WIN5の1点は5頭をワンセットにした組番なので、買う馬を1頭増やすだけでも総点数や総購入額が跳ね上がってしまうもの。よほど資金が豊富なプレイヤーでない限り、単勝二桁人気クラスの馬にはなかなか手が回りません。超人気薄の馬が勝った回は、単純に払戻金額が大きいだけでなく、理論値との比較でも妙味ある決着になりがちです。

 明日9月12日のWIN5は総出走頭数が77頭、総組み合わせ数が84万8640通り(土曜12時現在)。2場開催の期間中は発売締切時刻が繰り上がりますので、お買い逃がしのないようご注意ください。

【2021年09月12日発売分の1点予想】

中山9R 6.タイセイマーベル
中京10R 1.ミスズグランドオー
中山10R 5.レノーア
中京11R 15.ピクシーナイト
中山11R 10.カラテ

【1レース目 3歳以上1勝クラス(中山9R)】

 昨年の4回中山ダ1800m、かつ3歳以上のレースは、外寄りの枠に入った馬が不振。「枠番が8枠の馬」は[0-1-1-26]でした。リズムオブザナイトはもちろん、リヴウェルらも評価を下げるべきだと思います。

 チャンスがありそうなのはエコロカナワン・オンザライン・タイセイマーベル・ヴォーグマチネあたり。休養明け2戦目のタイセイマーベルは特に有力と見て良いでしょう。

【2レース目 浜松S(中京10R)】

 昨年の2回中京ダ1200m、かつ3歳以上のレースは、重い負担重量を課された馬がいまひとつ。「負担重量が56kg超の馬」は[0-3-0-25]でしたから、3歳のミスズグランドオーは最優先で押さえておきたいところです。

 あとはシャイニーブランコ・コパノマーキュリー・ディモールト・ジョーフォレスト・ガンケンあたりも、負担重量以外は高く評価して良さそう。4歳、かつ実績上位のコパノマーキュリーは狙い目かもしれません。

【3レース目 セプテンバーS(中山10R)】

 外寄りの枠に入った馬は過信禁物。9月下旬に施行されていた2019年以前を含め「枠番が7〜8枠の馬」は2015年以降[0-0-0-23]と苦戦していました。トキメキ・ブレイブメジャーらは扱いに注意すべきだと思います。

 また「性が牡・センの馬」は2015年以降[0-1-3-39]と優勝例なし。コスモカルナック・フォイアーロートといった牡馬勢に絞るのではなく、牝馬も押さえておくべきでしょう。

 面白そうなのはトロワマルス・レノーアあたり。展開に恵まれそうなレノーアは特に楽しみです。

【4レース目 セントウルS(中京11R)】

 年明け以降の戦績を素直に評価したい一戦。「“同年、かつJRA、かつ重賞のレース”において3着以内となった経験がない、かつ“同年の北九州記念”において5着以内となった経験がない馬」は2013年以降[0-1-1-66]でした。しばらく好走例が途絶えている馬はもちろん、クリノガウディーのようにオープン特別を主戦場としてきた馬も強調できません。

 なお「前走の条件がGI・GII以外、かつ前走の着順が2着以下、かつ前走の1位入線馬とのタイム差が0.5秒以上だった馬」は2013年以降[0-2-2-52]、「馬齢が6歳以上の馬」は2013年以降[0-2-5-51]。該当馬はそれぞれ勝ち切る可能性が低いと見るべきでしょう。

 これらの傾向から強調できるのはラウダシオン・レシステンシア・カレンモエ・ピクシーナイト・シゲルピンクルビーの5頭。コース替わりがプラスに働きそうなピクシーナイトは高く評価して良いと思います。

【5レース目 京成杯AH(中山11R)】

 基本的に前走好走馬が強いレース。「前走の着順が5着以下だった馬」は2017年以降[0-1-2-35]なので、割り引きが必要です。

 さらに「性が牡・セン、かつ前走の馬体重が500kg未満だった馬」は2017年以降[0-0-1-23]。グレナディアガーズらも過信禁物と見ておいた方が良いかもしれません。

 ちなみに「馬齢が6歳以上の馬」も2017年以降[0-1-1-23]と苦戦していました。

 今年はマルターズディオサ・カラテ・カレンシュトラウス・スマートリアン・アカノニジュウイチあたりが有力。前走が好内容だったカラテは押さえておくべきでしょう。

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競馬評論家。JRAの公式ホームページ内「今週の注目レース」にて“データ分析”のコーナーを、TCK(東京シティ競馬)の公式ホームページ内「分析レポート」にて重賞競走のデータ分析を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラム、『週刊アサヒ芸能』、『競馬王』などさまざまなメディアを舞台に活動している。主な著作に『WIN5攻略全書 回収率150%超!“ミスターWIN5”のマインドセット』、『コース別 本当に儲かる騎手大全』シリーズ、『コース別 本当に儲かる血統大全』シリーズ、『ウルトラ回収率』シリーズ(いずれもガイドワークス)など。

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