現代競馬を考える上で、特に感じる事は、レース自体が馬場と枠順(展開)に大きく左右され、先週のオークスも、結果的に内の2頭で1−2、上がり最速馬が3−4着という内容
樫に関しては前走桜花賞が前傾ラップの特殊なレースであった事、
そして、今回のダービーでキーとなる皐月賞も尋常でない馬場バイアスで波乱と
そこで、府中の芝コースを馬に乗って走ったワケでもない我々に、
厳密に馬場がどうこうと判断できるレベルなど持ってはいない(・_・;)
ダービーを考えた時、どうしても蔑ろにできないのが前走皐月賞組である事は確かだが、
馬場の異常に敏感なジョッキーの視点はどうだったのか?
【抜粋引用】
>レース後、改めて感じたのが、あの日の馬場の特殊性だ。
道中から「速い!」と感じた昨年の皐月賞とは違い、自分の体感的にはレコードが出るような流れではなかった(簡略)
内が荒れている=外が伸びるという方程式は全く通用せず、思い返せば、ノーリーズンがレコードをマークした2002年の皐月賞のような馬場で、カデナのような軽い切れ味が武器の馬にとっては、その武器を生かし切れない厳しい馬場だった。
では、福永Jが、似たような馬場と感じた02年皐月賞は、どうだったのか?
1着 ノーリーズン (好位差8−9) 上3F35.0 15人気 →次走DB8着(2人気)
2着 タイガーカフェ (先行3番手) 上3F35.9 8人気 →次走DB10着(5人気)
3着 タニノギムレット 追い13−15 上3F34.8 1人気 →次走NHKマ3着(1人気)
*当時は馬連のみで53,000円と大波乱
勝ちタイムは1.58.5 (良)前半千m 59.2秒‐1(比較)17年アルアイン1.57.8 前半千m59.0秒+2
レースの流れは、どちらも平均ラップもタイム差0.7で、17年は超高速馬場を裏付ける。
☆ポイントは、この時(02年)の出走馬18頭中、上位8着までの6頭が次戦DBへ参戦したが、DBの結果は、皐月7着のアドマイヤドンの6位が最高で他の馬は全滅した
一方、NHKマイル3着を経由して、DBへ参戦したタニノギムRは、見事ダービー制覇
☆キーは、タニノギムレットに近い馬で^_^;
=スプリングCの1着馬+上がり最速34.5秒以上(現在の馬場なら34秒台前半の脚が必要か)
=アーリントンCの1着馬+上がり最速34.1秒以上(同上33秒台)
☆するとカデナの当面の敵は、他の有力ディープ産駒ではなく、あの馬なのか?
あれから10年以上の月日が経った。会社を辞めて、以前から考えていたビジネスを展開しようと渡米したものの、、、LA郊外の競馬場に通って嵌ってしまった。そこで、オランダ人のある男に出会...
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