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あまりの強さに度肝を抜かれたアロゲートの衝撃/ドバイWCデー・観戦記

2017年03月26日(日)18時00分

注目数:2人


UAEダービーは今後も狙っていけるレースになりそう


 レース前日に掲載したコラムで、「金曜朝にはだいぶ馬場状態が回復。あくまでも見た目ではあるもののダートコースは稍重くらいの感じで、このままならかなりスピードが出やすい馬場となりそうだ」と書いたが、その予想はまったくハズれてしまった。レース当日、朝6時半頃から雷雨となり、激しい雨がホテルの窓を叩いた。雷はほどなくしておさまったものの、雨は昼過ぎまで降り続いた。競馬場には午後1時半頃に到着。雨はほとんど上ったが、馬場はご覧のような状態。

(撮影:斎藤修)


 ダートコースにはかなり水が浮いていた。メイダンのダートコースは日本のような砂ではなく、アメリカと同じように粒子の細かい、まさに土で、アメリカでも雨が降るとこのように水が浮いた状態で競馬が行われることもめずらしくない。しかしダートのレースに出走する日本馬にとっては初めて経験する馬場ゆえ苦戦するだろうと思われた。

 JRAの発表では、ダートコースは「重」となっていたが、ERA(エミレーツ・レーシング・オーソリティ)の発表では「Muddy」(=泥々、ぬかるみの)。馬場状態の表記は国や地域によってさまざまだが、Muddyは6段階のもっとも悪い状態。日本のダートは水分を含むと時計が出やすくなるが、アメリカのような粘土質のダートは水分を含むと時計がかかるようになり、やはりダートのレースは時計のかかる決着となった。

 それでも芝コースはダートよりも水はけがいいのか、6段階で悪い方から3つ目の「Yielding」。JRAの発表では「稍重」だったが、実際にはほどんど重という感じだったのではないかと思う。

 日本調教馬の先鋒は、第1レースのゴドルフィンマイルに出走したカフジテイク。13頭立ての大外から後方3番手を追走。追い込みがほとんど利かない馬場で、後方から直線一気の脚質のこの馬には、展開も馬場状態も厳しかった。それでも直線では5着までよく追い上げた。

 福永祐一騎手のコメントにも「追走に苦労しました。前が止まらない形でよく来てくれました。追い込みづらい堅い馬場でよく走っています。こういうダートは合わないとは思いませんが、こういう脚質なので仕方ない」とあったとおり。

 そのような状態のダートでは、日本馬は苦戦するだろうと思っていたのだが、UAEダービーでのエピカリスの好走には驚かされた...
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