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過去の勝ち馬と共通点が多いロックディスタウン

  • 2017年12月09日(土) 12時00分


◆ルメール騎手の3連覇も現実味をおびてくる

 ニシノフラワー、ビワハイジ、レッドリヴェール、この3頭はいずれも札幌2歳Sを勝って、そして阪神ジュベナイルFも勝っている。牡馬を相手に重賞を勝ち、しかも1800米の洋芝というところに価値がある。これまで、2歳牝馬チャンピオンレースが確立された1991年以降、5頭の牝馬が札幌2歳Sを勝ち、そのうちの3頭が阪神ジュベナイルFに出て、いずれも勝っていることになる。今年のロックディスタウンがタフな馬で、ここでの期待が大きいのは当然と言える。

 この5年の勝ち馬を見ても、4頭が1800米で勝っている事実から、1800米で2戦2勝のロックディスタウンにはさらに強調材料があり、騎乗するルメール騎手のこのレース3連覇も現実味をおびてくる。

 今の阪神の外回りコースは2006年に改修され、マイル戦であっても確かな能力がもとめられるようになっている。1800米の実績がものを言うのもこのせいで、ここ5年で3着までに入っている種牡馬はディープインパクト、ステイゴールド、ダイワメジャー、ハーツクライ、フランケルなどで、持続力のある脚質が上位に来ている。ロックディスタウンの父は新種牡馬オルフェーヴル、その父がステイゴールドだから、この先が見えている。

 そして、もう一頭ラッキーライラックも父がオルフェーヴルで、2012年に東京にできた前哨戦アルテミスSを勝って2戦2勝、長い直線をセンスあるレースで勝ってきたところに価値がある。この2頭に続くのが、ディープ産駒のマウレアでこちらも2戦2勝、勝負根性に見所があり、前走赤松賞1着馬からは、かつてアパパネがチャンピオンになっていて、可能性は大と言っていい。

 さらに加えたいのが、抽選を突破して出走してくる組で、これまでウオッカ、トールポピー、ブエナビスタ、ジョワドヴィーヴルの4頭がこのケースにあてはまる。この5年間は勝っていないが、今年のソシアルクラブは、母がブエナビスタだから、母と同じ道をと注目してみたい。新馬戦の粘り強いレースぶりが気になっている。

 あとは、好枠を引いたリリーノーブルが、スタートが速いだけレースの組み立てが有利なので、無敗の実績からマークしたい。

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ラジオたんぱアナウンサー時代は、日本ダービーの実況を16年間担当。また、プロ野球実況中継などスポーツアナとして従事。熱狂的な阪神タイガースファンとしても知られる。

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