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今年の阪神JFは実績馬が期待に応えそう

  • 2017年12月09日(土) 20時00分


 明日12月10日のWIN5は総出走頭数が65頭、総組み合わせ数が28万8288通り(土曜16時現在)とかなり少なめ。重賞の2鞍こそ“フルゲート”ですが、その他の3レースは少頭数になりました。ハンデキャップ競走もありませんし、極端な高額配当を狙うのは難しいと見ておいた方がいいかもしれません。

 なお、1レース目のこうやまき賞(中京10R)はわずか7頭立て。これまでのWIN5対象レースを振り返ってみると、単勝1番人気の馬が優勝したレースの割合は、10頭立て以下のレースが37.7%、11頭立て以上のレースが28.3%となっています。もともと好走確率と出走頭数は反比例するものですが、やはりこれだけの差がある点は認識しておくべきでしょう。ただし、7頭立て以下のWIN5対象レースにおける単勝1番人気馬の成績は現在のところ[1-3-3-0]で勝率14.3%。サンプルが少なく“ジンクス”的なものに過ぎないとはいえ、極端な少頭数だと単勝1番人気馬が勝ち切れていない点は気になるところです。

◆カペラSは1400mのレースが合いそうな馬に注目

 1レース目は2歳500万下のこうやまき賞(中京10R)。少頭数ながらも比較の難しいメンバー構成で、場合によっては上位人気勢の支持が割れるかもしれません。

 2レース目は3歳以上1600万下の堺S(阪神10R)。前走で2着に好走したクリノリトミシュルが人気を集めると思います。

 3レース目は3歳以上GIIIのカペラS(中山11R)。土曜16時の時点ではニットウスバル、ブルドッグボス、ブルミラコロの3頭に支持が集まっていました。

 4レース目は3歳以上1000万下の名古屋日刊スポーツ杯(中京11R)。近走成績の良いグラットシエル、トレジャートローヴらが上位人気グループを形成するでしょう。

 5レース目は2歳GIの阪神JF(阪神11R)。こちらは土曜16時の時点だとラッキーライラック、ロックディスタウンの2頭が人気の中心です。

[伊吹式WIN5ランキング 2017年12月10日版]

1位 阪神10R 8.クリノリトミシュル
2位 中京10R 4.イルルーメ
3位 阪神11R 11.ラッキーライラック
4位 中京11R 1.トレジャートローヴ
5位 中山11R 12.キクノストーム
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 中山11R 13.サイタスリーレッド
7位 中山11R 14.ブルミラコロ
8位 中京11R 11.ウインテンダネス
9位 阪神11R 18.ロックディスタウン
【以上すべての馬を買うと12点買い】

10位 中京10R 6.カフジバンガード
11位 阪神10R 9.カラクプア
12位 中山11R 1.キャプテンシップ
13位 中京11R 10.エーティーサンダー
14位 阪神11R 2.ラテュロス
【以上すべての馬を買うと144点買い】

15位 中京10R 3.グローリーヴェイズ
16位 阪神10R 7.ザイディックメア
17位 中山11R 8.ブルドッグボス
18位 中山11R 4.ニットウスバル
19位 中京11R 13.グラットシエル
20位 中京11R 12.ダノンキングダム
21位 中京11R 6.ミスズダンディー
22位 阪神11R 7.リリーノーブル
【以上すべての馬を買うと1296点買い】

23位 阪神11R 17.コーディエライト
24位 中京10R 1.ニシノベースマン
25位 阪神10R 3.スマートボムシェル
26位 阪神10R 6.レインボーソング
【以上すべての馬を買うと3600点買い】

 5レース目の阪神JF(阪神11R)は実績馬と前走を完勝した馬に注目したい一戦。「“JRA、かつ1400m以上の重賞”において3着以内となった経験がある馬」を除くと、「前走の着順が2着以下だった馬」は2008年以降[0-0-1-53]、「前走の着順が1着、かつ2位入線馬とのタイム差が0.0秒だった馬」は2008年以降[0-0-1-19]と、それぞれ勝ち切れていません。また「“JRAのレース”において4着以下となった経験がある馬」は2008年以降[0-3-1-88]、「“JRA、かつ1600m以上のレース”において優勝経験がない馬」は2008年以降[0-2-3-86]。戦績の安定感やマイル以上のレースに対する適性も重要なポイントと言えます。面白そうな馬は何頭かいますが、やはり今年のメンバー構成なら実績上位のラッキーライラック、ロックディスタウンを重視すべきでしょう。

 3レース目のカペラS(中山11R)は1400mのレースを主戦場としてきた馬が優勢。「“同年、かつJRA、かつ1400mのレース”において5着以内となった経験がない馬」は2010年以降[0-2-1-56]、「前走の距離が1400m未満だった馬」は2010年以降[0-1-1-52]と、それぞれ苦戦していました。今年に入ってから1400mのオープン特別で好走しているキクノストーム、サイタスリーレッド、もともと1400mのレースを主戦場としていたブルミラコロあたりが有力候補です。

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競馬評論家。JRAの公式ホームページ内「今週の注目レース」にて“データ分析”のコーナーを、TCK(東京シティ競馬)の公式ホームページ内「分析レポート」にて重賞競走のデータ分析を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。主な著作に『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)、『門外不出! 投票データから分かった! WIN5の鋭い買い方』(東邦出版)、『コース別 本当に儲かる騎手大全』ならびに『コース別 本当に儲かる血統大全』シリーズ(いずれもガイドワークス)など。

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