日刊競馬編集長でお馴染みの柏木集保が、先週の重賞レースを独特の視点で回顧します
柏木集保
期待された例年通りの波乱とはならず…例年と同じような波乱が期待(注目)された夏のハンデ重賞は、珍しいことに順当に近い結果だった。1番人気の4歳馬が勝ったのは、1990年のラッキーゲ...
例年以上にタフな芝で珍しく牝馬が2頭も馬券に絡む波乱を歓迎する七夕賞は、今年もまた難しい結果だった。これで最近12年間、100万、250万馬券を含み3連単10万円以上が8回となった...
思い描いた通りの会心の騎乗良馬場に回復した開幕第1週の芝で、前後半バランス「47秒7-(12秒0)-47秒2」=1分46秒9。飛ばしていくはずのグラニット(父ダノンバラード)がハナ...
牝馬の快走や波乱決着も“ありがち”だった断然人気のイクイノックス(父キタサンブラック)が道中はハラハラさせたが、結果は圧倒的な支持通りの快勝だった。これで【6-2-0-0】。まだ強...
ダート路線改革前の貴重なマイル重賞制覇遠征したUAEダービー1900mでは、体調や距離の関係もあってデルマソトガケから差のある4着にとどまったペリエール(父ヘニーヒューズ)の完勝だ...
テン乗り横山和生騎手の自信にあふれた騎乗終日ぐずついた天候により、芝の稍重発表は変わらなかったが、メインのエプソムCのころは馬場の外側に回った馬が有利な芝コンディションだった。人気...
この先の戦線に期待が高まった名レースGI勝ち馬が10頭も集結。まれにみる好カードとされた今年の安田記念は、想像された以上の中身を秘めた素晴らしいマイル戦となった。上位を占めたグルー...
2着惜敗のソールオリエンスも失敗ではなかったソールオリエンス(父キタサンブラック)の勝った皐月賞2000mは、重馬場で前後半バランスは前傾の「58秒5-62秒1」=2分00秒6。と...
早くも強烈だったがオークスも名牝の歴史に名を連ねる勝ち方だった驚愕の桜花賞も強烈だったが、リバティアイランド(父ドゥラメンテ)のオークスは早くも名牝の歴史に名を連ねる勝ち方だった。...
一直線に内を狙ったのが大正解だったレース直前に波乱を予感させるかのような豪雨があったが、結果は昨年の「安田記念」を1分32秒2で差し切ったソングライン(父キズナ)が、まったく同じ1...
「50代でGI優勝騎手」の仲間入りを果たした名手・内田博幸雨の稍重馬場。一段と混戦ムードとなった中、鮮やかな差し切りを決めたのはベテラン内田博幸騎手の9番人気の牡馬シャンパンカラー...
C.ルメール騎手の絶妙な勝ち方鮮やかに天皇賞(春)を制した4歳ジャスティンパレス(父ディープインパクト)は素晴らしかった。同時に、あまりにも残念だったのは、連覇がかかっていた1番人...
「1強」状態の牝馬クラシック戦線に待ったをかけるか東京の芝コースの経験がある馬は2頭だけ。2勝馬は1頭だけ。さらにはここが2戦目の馬が3頭もいる組み合わせで、みんななんとか優先出走...
ふつうならタスティエーラの完勝だった「桜花賞」のリバティアイランドも強烈だったが、ソールオリエンス(父キタサンブラック)の皐月賞は、場内にリプレイ画像が流れると驚きのどよめきがさら...
能力を信じ切った度胸満点のレース運びリバティアイランド(父ドゥラメンテ)の衝撃の桜花賞だった。鋭い切れ味で上回ったというより、ゴール前の大きなストライドにはまだ余力さえ思わせ、迫力...
昨年負けた天皇賞(秋)を大目標にジャックドール(父モーリス)のGI初制覇は、武豊騎手のJRA、GI勝利ジョッキー最年長記録(54歳19日)であると同時に、前人未到のGI「80勝」だ...
またも天気に祟られた高松宮記念今年もまた渋馬場にたたられた。4年連続して「重、不良」馬場が連続したことになった。勝った7歳ファストフォース(父ロードカナロア)は、5歳時の2021年...
遅れて台頭の新星が出現今年の牡馬クラシック路線は、当初のランキング上位のドゥラエレーデ、ドルチェモアなどが別路線予定なので、明確な勢力図が描けなかったが、このスプリングSでは遅れて...
難しい面が残るもさらに上昇すること必至予測された以上にレースの流れはスローになり、前後半のバランス「前半60秒9-後半58秒9」=1分59秒8。レース上がり「46秒7-34秒6-1...
トライアル戦へ文句なしの有力候補ここが3戦目になるタスティエーラが、2015年の勝ち馬だった父サトノクラウンと同じように3戦目で皐月賞トライアルの弥生賞ディープインパクト記念を快勝...
41〜60/1,169件