日刊競馬編集長でお馴染みの柏木集保が、先週の重賞レースを独特の視点で回顧します
柏木集保
精神面で立ち直り、ずっと強い内容の勝利入場者の数が増えて約2万7千人。入場門近くの売店では、ソダシのぬいぐるみが飛ぶように売れていた。坂を上がってゴールまで約300m。白毛のソダシ...
堂々とした気配からの順当な勝利大外18番枠と、4月に移ったアーリントンCが中2週の日程になった2018年以降、この日程は最高が3着。その傾向を反映して4番人気にとどまったダノンスコ...
行くと決断していた気迫も素晴らしい4歳タイトルホルダー(父ドゥラメンテ)は、菊花賞を5馬身差で独走した3歳時より一段と強くなっていた。自身で主導権を握り、長丁場ならまず崩れない5歳...
勝負内容は時計以上の評価4月に入ってから行われた平地重賞はGIを中心にここまで11レース。そのうち1番人気馬が勝ったのはGIII「アーリントンC」のダノンスコーピオンだけ。そのほか...
第一冠の皐月賞を日本ダービーに向けての視点から振り返る馬場状態、枠順、有力馬のスケジュールとキャリア…などが大きなポイントになった第一冠の皐月賞が終わった。日本ダービーと皐月賞の結...
10着馬までわずか“0秒3”差の大接戦挫折した馬が少なく、合計10頭の「重賞勝ち馬と、リステッドレース勝ち馬」の揃った今年の組み合わせは、比較の難しい大接戦が予想された。そのうえ、...
今週からのクラシックに当てはまりそうな教訓があるかもしれない3連単が278万円台だった高松宮記念に続き、大阪杯も「8、3、7」番人気の組み合わせで3連単53万円台。2月のフェブラリ...
フルゲート18頭だけにもっとも難解だった1200m芝コンディションは重馬場。ただ、1分09秒2だった昨年ほどは悪くない。勝ち時計はどの馬も可能な1分08秒台中盤の予測。芝は馬場の内...
予想以上に高まった皐月賞に出走可能なボーダーラインまだ、3月26日の「毎日杯」が最終ステップとして残っているが、「皐月賞」へのステップレースがほぼ終了した。「弥生賞、スプリングS、...
単なる逃げ戦法ではない、後半の加速こそが真価4連勝中の注目馬ジャックドール(父モーリス)が、さらに鮮やかなレース運びで5連勝を飾った。中京2000m「1分57秒2」は、2012年か...
弥生賞を速い時計で勝った馬は春のクラシック路線でみんな快走している大事に乗りたいトライアルなので速い流れにならなかったが、記録されたタイムは2分00秒5「前後半61秒1-59秒4」...
まだまだ完成途上の馬体で、父を超える日も近いか先手を主張したパンサラッサ(父ロードカナロア)の先行は、途中でペースを緩めることなく前半1000m通過「57秒6」。1400m通過は「...
昨年以上の完勝となり、海外への展望も広がった1Rの3歳未勝利ダート1400m(不良)が楽な逃げ切りで「1分24秒2」。午後9Rの3歳戦ヒヤシンスSダート1600m(重)が、先行馬同...
牡馬のクラシック路線の勢力図はきわめて流動的1着、2着した馬の中から、過去10年間で5頭もの皐月賞馬が誕生している最重要ステップの共同通信杯を制したのは、ここが2戦目の3番人気馬ダ...
今年の牡馬陣は年が明けて一段と混戦模様新星の台頭が期待された中京2000mの「きさらぎ賞」を勝ったのはマテンロウレオ(父ハーツクライ)だった。「寺田オーナー、昆貢調教師、横山典弘騎...
脚質に幅を増した現在なら、1600mをこなして不思議ない逃げ宣言のリアンヴェリテ(父ゴールドアリュール)はいたが、果敢に飛ばしたのは伏兵ジャスティン(父オルフェーヴル)。「前半34...
日本でガリレオの影響力が爆発するのは代を経たこれから飛ばす先行型は不在。芝経験のない公営のキャッスルトップ(父バンブーエール)、スピード系ではないダンビュライト(父ルーラーシップ)...
エイシンフラッシュ産駒は5世代目にして初のJRA重賞制覇12月のGI「ホープフルS」2000mは、6番人気で2分01秒7(上がり36秒8)。1秒1差の11着にとどまったオニャンコポ...
大きな死角となった経験不足、初遠征、スタートの悪さ最近15年間のシンザン記念で好走した5頭の牝馬が、4月の桜花賞を制しているマイル重賞とあって、ルメール騎手が「グランアレグリア級」...
こなせる距離の幅を広げたロードカナロア産駒中京の「京都金杯」は関東馬の「1着、2着」。一方、「中山金杯」は関西馬の「1着、2着」。今年2022年の重賞はきわめて珍しい形の出発になっ...
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