日刊競馬編集長でお馴染みの柏木集保が、先週の重賞レースを独特の視点で回顧します
柏木集保
確実に来季のクラシックと結びつく一戦年末の中山は、横山武史騎手(23)のためにあったようなフィナーレ開催だった。「有馬記念」と「ホープフルS」を制してJRAGIレース年間5勝は、最...
父や祖父と同じ成長曲線を辿る可能性がきわめて高い天皇賞(秋)で、コントレイル(GI通算5勝)、グランアレグリア(GI通算6勝)を下した3歳牡馬エフフォーリア(父エピファネイア)の実...
みんなキャリアは浅く、本当の戦いはこれからだマイルで3戦全勝のセリフォス。2戦2勝で1600mの方が合うと思えるダノンスコーピオン。同じく2戦2勝のジオグリフ、ドウデュースなど無敗...
この勝利で未来は大きく広がったはずこの世代初のGI阪神ジュベナイルFを制したのは接戦を切り抜けた人気の1頭サークルオブライフ(父エピファネイア)だった。サークルオブライフは、10月...
一方のソダシは好調時の闘志を見せていたと思えたが…4歳の上がり馬テーオーケインズ(父シニスターミニスター)が6馬身差の圧勝。春の帝王賞に続くビッグレース制覇となり、新しいチャンピオ...
福永騎手の涙は彼の感激だけでなく…無敗の3冠馬に輝いたあと連敗し、必勝態勢だった前走の天皇賞(秋)で3連敗となったコントレイル(父ディープインパクト)は、種牡馬入りを前に、絶対に負...
やがて日本で大きく繁栄するファミリーの起点になるだろう5歳牝馬グランアレグリア(父ディープインパクト)が史上初のマイルGI5勝目を達成し、引退レースを鮮やかに飾ることに成功した。チ...
今年はエリザベス女王杯含み【3-2-1-1】と無類の堅実派10番人気で快勝したアカイイト(父キズナ)を筆頭に、着順掲示板に載った5頭はみんな7番人気以下の伏兵ばかりだった。エリザベ...
パワーアップし大幅に強くなっているオーソリティ見た目にも明らかに緩い流れで、レース全体の前後半バランスは「1分15秒8-(6秒2)-1分10秒4」=2分32秒4(レース上がり34秒...
やがてチャンピオンの座を不動にするくらいに輝くだろう勢いあふれる成長カーブに乗った3歳エフフォーリア(父エピファネイア)が、必死に3冠馬のプライドを守ろうとした4歳コントレイル(父...
1998年セイウンスカイが優勝した菊花賞のレース映像を何度も見ていたという2500mから3000m級の長距離戦を制するには、大きく分けると2通りの騎乗がある。一つは「流れに乗って折...
楽な流れの2番手を追走したソダシの敗因は一つではないビッグレースで断然人気の先行型がいると、「流れが落ち着くことが多い」とされるが、レース全体のペースは前後半の1000mバランス「...
一戦ごとにパンチを増している3歳シュネルマイスターの地力直前の「京都大賞典」はゴールまで残り200m。ついに2017年の菊花賞以来約4年ぶりに7歳キセキが勝つのか、東京でも歓声が聞...
短距離路線を中心に古馬へ追いついてきた3歳世代3番人気に支持された3歳牡馬ピクシーナイト(父モーリス)が、陣営の期待を大きく上回る快勝でGIホースとなった。広い意味での勢力図の変化...
シャフリヤールにとって雨の不良馬場は最大の死角予測を上回る降雨に見舞われ「不良馬場」となった中、注目の日本ダービー馬シャフリヤール(父ディープインパクト)が完敗の4着に沈んでしまっ...
新勢力の関東馬が上位を独占過去10年、セントライト記念を3着以内に好走した30頭のうち、18頭までは日本ダービー出走馬だが、今年、菊花賞の優先出走権を得たアサマノイタズラ(父ヴィク...
ゴール寸前は追い詰められて危ないクビ差だったのも事実…スプリンターズSに強く関連するGIIらしく、人気馬が上位を独占する形になり、勝ったのは圧倒的な支持を受けた4歳牝馬レシステンシ...
大きく明暗を分けた枠順と直線でのコース取りの差例年以上に難しいハンデ戦だった。タイムは「60秒0-58秒4」=1分58秒4(レース上がり34秒4)。前半のペースは最近10年の平均と...
父と同じように距離をこなす産駒が出てくる頃だろうという期待はある快勝したのは3番人気のセリフォス(父ダイワメジャー)。1分33秒8は、1600mになって史上3位タイの好時計だった。...
クロフネ産駒が平地2000m以上の重賞を勝利したのは初オーラを漂わせるような素晴らしい仕上がりを示した3歳牝馬ソダシ(父クロフネ)が、初の古馬との対戦になった札幌記念を鮮やかに快勝...
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