日本ダービーの実況を16年間担当した長岡一也が競馬と人生観を語る
長岡一也
3歳馬は古馬より斤量差が有利に働くことも重要今年は、セリフォスの連覇がかかるマイルCSだが、多士済々の顔ぶれで一筋縄ではいきそうもない。3歳で勝ったセリフォスは、それまで全7戦全て...
目を引くのは母に因縁持つ2頭の物語連覇を狙うジェラルディーナはじめ、多くが京都は初めて。4年ぶりに通常通りの京都外回り2200米に戻ったエリザベス女王杯は、見所満載のメンバー構成と...
傾向がこの5年で変化長距離重賞として、時折その存在を際立たせるアルゼンチン共和国杯だが、2008年に勝ったスクリーンヒーローがジャパンC馬となり、その産駒ゴールドアクターがここを勝...
一強に待ったを掛ける存在は?4歳の秋を迎えたイクイノックスは、これまで8戦6勝2着2回、そのうちGIを国内外で4勝しており、2着2回も皐月賞と日本ダービーなので、3歳、4歳の全6戦...
近年は夏の上がり馬の台頭も目立つ菊花賞に皐月賞馬とダービー馬が揃って参戦した例は、これまで16回あったが、皐月賞馬が5勝、ダービー馬が1勝となっている。全体を見ても、皐月賞馬の16...
独壇場しか見えてこない今年の秋華賞は、リバティアイランドの史上7頭目牝馬3冠制覇成るかが全てと言っていい。どこを見ても、地力断然を強調する文字ばかりだが、今世紀に入って3冠牝馬にな...
出走各馬の立場を考えなくしてレース検討はできない秋のタイトルを視野にその前哨戦が始まった。毎日王冠も京都大賞典も、ここで確かな手応えをつかむワンステップだが、それぞれの事情がからみ...
一番分かりやすいのは斤量悲願のGI制覇へと準備を続けてきた成果が問われるとき。秋の第一弾スプリンターズSは、年度のスプリント部門のチャンピオンを決める一戦にもなっている。この2年の...
新勢力がラスト一冠に虎視眈々と春の実績馬、特にダービー出走馬が圧倒的に強さを発揮してきた神戸新聞杯は、この10年で9勝2着6回、3着2回と圧倒的に成果を挙げてきた。1番人気6勝、2...
夏を越して成果を実らせるひと夏を越した3歳馬たちの戦いも大詰めを迎える。春の実績馬たちは充電期間にあてて満を持して登場するが、レースで地力の強化に励んだものは、力試しと挑んでくる。...
本番に向けしのぎを削る馬たち夏のローカル開催がひと区切りしたところで、印象深かった重賞勝ち馬をピックアップしてみた。秋のGI戦線に名乗りを上げたことで、今後も注目されることになる。...
近2年勝馬の共通点は晩成型の血を受け継いでいるということサマー2000シリーズの最終戦と言っても、今年の新潟記念の出走馬でチャンピオンの資格があるのはマイネルウィルトスの1頭だけ。...
左回りの勝者が集結新馬戦が6月にスタートしたのが2012年。2歳重賞の第2弾、新潟2歳Sには、当初は各地の競馬場を勝ったものが集結していたが、今年の顔ぶれを見ると大半が左回りコース...
スピードの持続力が重要に夏の北海道の大一番札幌記念は、スーパーGIIと呼ばれるほどいつも盛り上がる。GI馬が何頭か出ていて、秋を見据えて戦うその勇姿と、これらと対戦することで手応え...
時折逃げ馬が巧く立ち回る新潟外回りコース関屋記念も小倉記念も、それぞれのサマーシリーズの第3戦。このうち全4戦のマイルは、ここを勝てばチャンピオンになれることが多い。新潟外回りコー...
各陣営の戦略にも注目3歳のダート重賞、レパードSは、ユニコーンS組やジャパンダートダービーを戦ったものがこれまで圧倒的に目立っていたが、今年は一頭も出走していない。この10年で初め...
7枠も8枠も絡まなかった年は、この10年で一度だけ外ラチ沿いを勢いよく突き抜けた昨年のビリーバーは、絶好の外枠を生かし、杉原騎手ともども重賞初勝利を飾っていた。一方、1番人気ヴェン...
今年はハンデと脚質に注目ハンデ重賞が続くが、それらしい結果だった七夕賞、函館記念を受け、今週の中京記念にも波乱を考えたくなる。ハンデ頭の苦戦はここでも続いているが、因みにどんな馬が...
過去10年トップハンデは大苦戦函館開催の締めくくりは、荒れるハンデ重賞の函館記念。発想を自由にめぐらせていい面白さがある。思いつくままに大胆にチャレンジしてみたい。高い評価を得てい...
先手を取るには枠順もカギになってくる「夏は格より調子」を地で行ったようなシーンがよく見られる七夕賞だが、昨年6番人気で勝ったエヒトもそんな1頭だった。前年の12月阪神2000米に勝...
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