スポーツライター・島田明宏が競馬界の「今」を熱視点で語る!
島田明宏
先日、騎手時代にGI級15勝を含む1112勝を挙げ「天才」と呼ばれた田原成貴さんと、南関東初の女性騎手として97勝を挙げたのちアメリカにわたり、263勝をマークした土屋薫さんとお会...
寒中お見舞い申し上げます。本年も熱視点をどうぞよろしくお願いいたします。さて、年々やり取りする相手は少なくなっているが、私は毎年、直筆でひと言添えた賀状を出している。親戚や友人、編...
今回は、私が思う「2022年競馬十大ニュース」を中心に紹介したい。有馬記念が終わらないうちにその年の十大ニュースを決めるのは難しいのだが、今年の公開はこれがラストなので、やるなら今...
私は以前、親しい人たちから「シマちゃん」と呼ばれていた。自分からそう呼んでほしいと言ったことは一度もない。自然発生的な愛称である。来年4月22日にグランドオープンする京都競馬場の愛...
先週、月刊誌「優駿」の取材で福島県のノーザンファーム天栄に行った帰りに、須賀川市の神炊館(おたきや)神社を訪ねた。室町時代に須賀川城主の二階堂為氏が信州諏訪神を合祀したことから「お...
昨日は東北新幹線で郡山、今日は東海道新幹線で京都に行ってきた。明日は東海道線で鎌倉である。これだけつづけて遠出したのはいつ以来だろう。今、京都から東京に向かうのぞみの車内販売でコー...
東京競馬場内のJRA競馬博物館で開催されている尾形藤吉展を、先週ようやく見ることができた。正式名称は、特別展「生誕130年記念尾形藤吉〜“大尾形”の系譜〜」である。尾形藤吉(189...
ジャパンカップに参戦する予定だった凱旋門賞馬アルピニスタが故障のため、来日せずに現役を退くことになった。日本の競馬と凱旋門賞が本当に「同種目だが別競技」なのかを示してくれるチャンス...
アメリカで中間選挙が行われ、「上院(じょういん)」「下院(かいん)」それぞれの選挙と知事選の模様が日本でも報じられた。これら「上下院」の権限は基本的に対等ということになってはいるが...
先週の天皇賞・秋で、イクイノックスが、1984年のグレード制導入以降の最少記録となるデビュー5戦目で古馬GI制覇をなし遂げた。これは2017年に同レースを勝った父キタサンブラックと...
先週の日曜日、今村聖奈騎手がJRA通算44勝目と45勝目を挙げ、藤田菜七子騎手が2019年にマークしたJRA女性騎手の年間最多勝記録(43勝)を更新した。「東スポ競馬Web」の「記...
本稿がアップされる10月20日、木曜日、スポーツ誌「Number」の競馬特集号が発売される。特集タイトルは「常識を疑え。」。私は、田原成貴さんのインタビュー記事を執筆した。「騎手・...
サリオスが2年ぶりに勝ち鞍を挙げた毎日王冠で、スタート前、戸崎圭太騎手のダノンザキッドがゲートの前扉をこじ開けるようにして飛び出すアクシデントがあった。幸い、人馬ともに無事で、ダノ...
史上最多の4頭の日本馬が臨んだ第101回凱旋門賞を制したのは、イギリスの5歳牝馬アルピニスタ(父フランケル)だった。日本馬は、タイトルホルダーの11着が最高で、ステイフーリッシュは...
「ミスター競馬」野平祐二氏(1928-2001)を背にしたスピードシンボリが日本馬として初めて凱旋門賞に出走したのは1969年のことだった。あれから53年。のべ29頭の日本馬が世界...
札幌で用事を済ませ、千歳から東京行きの最終便に乗り込んだ。明日は早朝の東北新幹線でノーザンファーム天栄に向かう。たいした量の仕事をしているわけではないのに、密なスケジュールになって...
先日、世界最大級の馬の祭「相馬野馬追」の関係者に会うため、福島県南相馬市に行ってきた。南相馬市役所で相馬野馬追執行委員会の人たちから聞いたところによると、南相馬市議会でも、この地域...
「エピジェネティクス」→「ビジネステック」「馴致」→「順次」「繁殖牝馬」→「繁殖頻繁」「フィエールマン」→「フィルパン」「オードリー・ヘプバーン」→「あのー踊りヘップ絆」「種馬」→...
先週の土曜日、石神深一騎手がアサクサゲンキで小倉サマージャンプを制し、史上初の障害重賞完全制覇(10レース)をなし遂げた。同時に、高田潤騎手、森一馬騎手に次ぐ、史上3人目の「障害重...
高校生を対象としたリモートの講演会が無事に終わった。録画したDVDを同じ県の2つの高校に渡し、来月流すという。競馬場があり、馬事文化の根付いた土地の学校なので、聴いてくれる生徒たち...
61〜80/648件