スマートフォン版へ

米三冠馬・アメリカンフェイローの初子となる牡馬が誕生

  • 2017年01月09日(月) 10時40分
 2015年に37年ぶり史上12頭目となる北米3歳3冠を達成し、2016年春にケンタッキーのアシュフォードスタッドで種牡馬入りしたアメリカンフェイローの、初子誕生のニュースが聞こえてきた。

 3冠馬にとって初めての産駒となったのは、3日の0時30分にケンタッキーのブルックデイルファームで誕生した、母カカドゥ(その父ティズウェイ)の牡馬だ。カカドゥ自身は現役時代、1戦0勝の成績に終わった馬だが、2歳年上の半兄に、G2・アリシバS(d8.5F)など4つの重賞を制した他、G1・クラークH(d9F)2着、G1・ジョッキークラブGC(d10F)3着などの実績を残したプロトニコがいて、更にカカドゥの祖母ワイルドスピリットが、チリの年度代表馬で、北米に移籍後にもG1・ラフィアンH(d8.5F)を制した名牝という、活気あるファミリーの出身だ。

 母カカドゥにとっても初めての産駒となった牡馬について、ブルックデイルのフレッド・セイツ氏は、「非常に魅力的な仔馬だ。柔らかなところなどは、父親に似ていると思う」とコメントしている。

 種付け料20万ドルで供用された2016年の春、208頭に種付けを行ったアメリカンフェイロー。ソングバードの母アイヴァナヴィナロット、アイルハヴアナザーの母アーチスギャルイーディス、ボディマイスターの母アンタッチトタレント、アンクルモーの母プレイヤマヤらがアメリカンフェイローを受胎中で、産駒の誕生が待たれている。

(文・合田直弘)

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す