「
ペガサスワールドカップ・米G1」(28日、ガルフ
ストリームパーク)
総賞金1200万ドル(約13億8000万円、1着賞金700万ドル=約8億500万円)の世界最高賞金をかけた争いは昨年の
BCクラシックの覇者で、M・スミス騎乗のアロゲート(牡4歳)が、2着馬
シャーマンゴーストに4馬身3/4差をつけて快勝。今回が引退レースだった昨年の米
年度代表馬カリフォルニアクロームは9着に敗れた。
戦前はアロゲート、
カリフォルニアクロームのマッチレースの様相だったが、その決着はあっけなかった。3番手追走のアロゲートが、3角で早々に手応えの怪しくなったラ
イバルを尻めに早めのスパート。直線は後続を突き放すワンサイドゲームとなった。
BCクラシックを制しながら
年度代表馬の座を逃したうっぷんを晴らし、改めて、ダート界の“世界最強”を証明した。
提供:デイリースポーツ