1日の
川崎記念を
オールブラッシュで制したルメール。中央、地方を含め、今年の自身重賞初制覇となった。2月に入っていきなりのG1タイトル獲得に、「1月はちょっと難しかった。落馬もしたしね。その後に、大きなレースを勝てて良かった。2月は違う気持ちでいけそう」と表情は明るかった。
昨年は186勝を挙げたが、戸崎圭と1勝差で全国リーディングを逃した。「残念だったけど、最終日に
有馬記念も
ホープフルSも勝てました」と既に気持ちは切り替わっている。現在は9勝で全国リーディング4位。「ゆっくりゆっくりね」と焦らず、勝ち星を積み重ねるつもりだ。
「今年も強い馬に乗る。一番大切なのはやっぱりクラシックや、海外のレース、ドバイや
凱旋門賞。チャンスはあると思います」
春には、
サトノダイヤモンドや
レイデオロ、
ソウルスターリングなど数多くの有力馬もスタンバイしている。エンジンのかかってきた名手の手綱さばきに期待したい。(デイリースポーツ・大西修平)
提供:デイリースポーツ