競馬界は3月で新年度を迎え、東西トレセンに新人騎手5人と新規開業調教師1人が顔をそろえる。
父・初広、長兄・初也、次兄・巧也に続く騎手デビューとなる
木幡育也(18)。「所属厩舎(美浦・藤沢和)以外からも依頼を受けてうれしいです。緊張もありますが、楽しみの方が大きいです」とハートの強さをのぞかせつつ、週末の中山開催を心待ちにする。
昨年は巧也が45勝を挙げて新人賞に輝いており、「その記録を更新したい」と大きな目標を掲げる一方、足元もしっかりと見つめている。土日は中山で計3鞍。「まずは1勝。同期で一番最初に勝ちたい。新人らしく、積極的に乗りたい」と、強気の姿勢で初Vをもぎ取る構えだ。
提供:デイリースポーツ