「
フジノウェーブ記念・S3」(8日、大井)
3番人気の
ケイアイレオーネが直線で抜け出して優勝。鞍上の
的場文男騎手(60)は自身の持つ重賞最年長勝利記録を60歳6カ月1日に更新した。2着には7番人気の
タイムズアロー、2番人気の
サクラレグナムが3着。断然の1番人気に支持された
ソルテは10着に敗れた。なお、1着馬には「第28回
東京スプリント・Jpn3」(4月19日・大井)への優先出走権が与えられた。
力強い勝ちっぷりだった。断然人気の
ソルテをマークした
ケイアイレオーネは直線に入ると先頭に立ち、後続の追撃を振り切って真っ先にゴールを駆け抜けた。的場文は「スタートも決まったし、最初のコーナーで
ソルテの真後ろにつけようと思った。59キロの斤量だけが気がかりだったけど強かったね」と満足そうな表情を浮かべた。
これで自身の持つ重賞での最年長勝利記録を更新、さらにこの日は4勝の固め打ちで7000勝まであと19勝となった。「応援してくれるファンや関係者のおかげです。7000勝は早く達成したいなという気持ち。大きな目標があるから頑張れる」と意気盛ん。
ケイアイレオーネの今後について佐宗応師は「(デイリー盃)
大井記念の連覇を目指したい」と語った。
提供:デイリースポーツ