「
ドバイターフ・UAE・G1」(25日、メイダン)
突然のアク
シデントだった。
リアルスティールは21日の現地時間午後7時半ごろ、主催者のERAが鼻出血を理由に
ドバイターフの出走取消を発表。翌22日の早朝、メイダン競馬場で矢作師が「21日の調教後、両鼻からにじむ程度の鼻血が出ました。両方だと、肺出血の可能性が高いが、それはなかった」と説明した。
「前走の中山でのレースぶり(
中山記念8着)、馬券を発売することも考えて、絶好調で出られなければ、ここは潔く撤退すべきだと考えました。勇気ある決断と思ってください。残念です」と無念の表情。連覇はかなわず、他の日本馬と同じ便で帰国し、秋の復帰を目指す。「今年いっぱいで引退になるかもしれないけど、来年また来たい」とリベンジを誓った。
提供:デイリースポーツ