「ドバイシーマC・UAE・G1」(25日、メイダン)
昨年の覇者ポスト
ポンドが23日、決戦の地となるメイダンの芝コースで追い切った。主戦のアッゼニを背に、併せた相手を楽に突き放す鋭い動きを披露。前日にドバイ入りしたヴェリアン師はその様子を見守り、「シャープな動きをしてくれました。アッゼニも動きを絶賛してくれた」と納得顔だ。
前哨戦のドバイシティオブゴールドではゴドルフィン勢に包まれる形で2着に敗れたが、「正直、前走は100%の状態ではありませんでした。それに比べると1度叩かれた今回は、勝った昨年と似たような状態にまで戻ってきています」と反撃に向けて意気込みを口にする。
「オブライエンの2頭、
ハイランドリールと
セブンスヘブンが相手でしょうか…」とラ
イバルに警戒しつつも、「ウチの馬も負けていません」とキッパリだ。「(予報される)雨で重い馬場になっても、速い時計になっても対応できるのが強み。連覇を狙いますよ」と力強く宣言した。
提供:デイリースポーツ