この勢いは見逃せない。19日に大井で行われた
東京スプリント(交流G3)。2着馬の追撃を、頭差しのいだ
キタサンサジン(牡5歳、栗東・
梅田智之厩舎)が重賞初勝利を挙げた。「最後はオーナーの運。しっかりと勝てたのは大きい」。笑みを浮かべた
梅田智之調教師が「今年の重賞は着外がない」と胸を張る。
京都牝馬S(
レッツゴードンキ)1着、
日経賞(
アドマイヤデウス)3着、
高松宮記念(
レッツゴードンキ)2着、そして
東京スプリントの1着。4戦全てで馬券に絡んでいるのだ。
今週の
フローラS(日曜東京11R)には
アドマイヤローザがスタンバイ。「チャンスのある馬。前をかわそうとしないから、きょうも気合をつけておいた」と、21日に輸送前日の微調整を終えて満足げ。その後も、
天皇賞・春(30日・京都)の
アドマイヤデウス、
ヴィクトリアマイル(5月14日・東京)の
レッツゴードンキと、重賞挑戦が続く。“着外なしを継続中”の好調厩舎に乗り続けるのも手だ。(井上達也)
提供:デイリースポーツ