京都11Rの第155回
天皇賞・春(GI、4歳以上、芝3200m)は1番人気
キタサンブラック(
武豊騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分12秒5(良)のレコード。1馬身1/4差2着に4番人気
シュヴァルグラン、さらにクビ差で3着に2番人気
サトノダイヤモンドが入った。
キタサンブラックは栗東・
清水久詞厩舎の5歳牡馬で、
父ブラックタイド、
母シュガーハート(母の
父サクラバクシンオー)。通算成績は16戦10勝。
〜レース後のコメント〜
1着
キタサンブラック(
武豊騎手)
「直線では何とか頑張ってくれと思って追いました。さすがに最後は一杯一杯。タフな競馬でしたが、道中はこの馬しか今日のペースには対応出来ないだろうと思っていました。
ディープインパクトのレコードタイムは当分破られないだろうと思っていましたが、ついに破られました。去年の今頃と比べると本当に強くなっています」
2着
シュヴァルグラン(福永騎手)
「体が絞れてムダのないいい体になっていました。こういう競馬がしたいと思っていたレースが出来ました。早めに動いて行くレースでも最後まで力を振り絞ってくれました。あと僅かでした。タフなレースでよく頑張りましたが、相手が強かったです」
3着
サトノダイヤモンド(
ルメール騎手)
「今日は
キタサンブラックが強かったです。
サトノダイヤモンドは外枠でも先行馬を前に置いて、いいポジションでレースが出来ました。ただ、
キタサンブラックは自分のペースでレースが出来ていて、直線では前に届きませんでした。内枠なら2着はあったと思います」
4着
アドマイヤデウス(岩田騎手)
「位置を取りに行きました。折り合いはついていました。しかし、3コーナーでモタついた分が出たと思います。4コーナーまでグッという感じで行っていたら勝ち負けだったと思います」
5着
アルバート(川田騎手)
「ある程度スタートで出して行ったのですが、あの位置(後方)になりました。途中から
サトノダイヤモンドの後ろについて行ってよく頑張りました。今日は上位の馬が強かったです」
6着
ディーマジェスティ(蛯名騎手)
「ずっと突っ張るように走っていました。ここのところレースになると突っ張っています。行きっぷりが悪いです。走っているフォームも良くありません。こんなものではありません。今日は手応えが悪いままで終わってしまいました」
7着
ゴールドアクター(横山典騎手)
「今日のところはスタートがすべて。ガタガタした時にスタートが切られてしまって…」
8着
トーセンバジル(四位騎手)
「今回はいつもより位置を取りに行ってほしいというオーダーでした。しかし、ペースが速くなると1回置かれてしまうところがあります」
9着
シャケトラ(田辺騎手)
「馬場とメンバーを考えてポジションを取りに行きました。その分、最初は力んで走りましたが、すぐに折り合って流れに乗ってレースが出来ました。しかし、ペースが上がったところでモタついてしまいました。最後は力尽きた形です。ただ、それも勝ちを意識した分の結果ですし、まだまだ伸びしろのある馬だと思います」
11着
ワンアンドオンリー(和田騎手)
「リズムは良かったのですが、手応えがずっとありません。覇気を出してくれません」
15着
ヤマカツライデン(松山騎手)
「時計は速かったですが、自分の競馬が出来ました。しかし、早めに来られてしまいました。馬は頑張ってくれました」
17着
ラブラドライト(酒井騎手)
「自分の競馬をしていません。押して行ってもモサモサとしていました。とりあえず今日は終始ラチ沿いを走ろうとレースを運びました」
ラジオNIKKEI