21日(日)に東京競馬場で行われる第78回
オークス(GI)に出走予定の
カリビアンゴールド(牝3)について、小島太調教師の追い切り後のコメントは以下の通り。
・前走を振り返って
勝ちたかったのですが、ちょっと届かなかったです。外へ出すのが手間取った分だと思います。中山のマイルが多かったですが、1ハロン延ばしていかに折り合いがつくかがポイントでしたが、スタートから全てうまくいきました。直線は外に出してから、脚を使ってくれるという期待を持っていましたが、少し遅れました。
・中間は
牝馬ですからレース後1週間は回復に専念して、先週から普通のメニューをこなしました。
・今日の追い切りは
身体はできていますので、並ぶ程度であまり燃えさせないようにしました。予定より時計ひとつくらい速かったのですが、余裕のある、力まずに坂を上がってきました。
・現在の状態は
抜かりなく調整したつもりでおります。
・今回の距離は
どの馬も未知な距離ですが、私は克服してくれるのでは、という期待は持っております。
・最大の強みは
能力は必ず秘めているということは把握しています。スタートしてから何ハロンか落ち着いて行ってくれれば、必ず伸びるというものを持っていますので、うまく出してくれればと思っています。
・小島調教師自身、最後の
オークスになりますが
あまり牝馬には恵まれてきませんでしたが、今回がラストと思って、何とか頑張って欲しいと思います。
・ファンの皆さんへ
ちょっと気難しいお嬢さんなのですが、
オークスでは最高の走りをしてくれると思いますので、応援よろしくお願いします。
(取材:山本直)
ラジオNIKKEI