「日本ダービー・G1」（28日、東京）

　反撃へ向けてピッチを上げてきた。普段は栗東坂路をベースに追われているカデナが17日、CWに登場。主戦の福永を背に意欲的なリハをこなし、単走で6F84秒8-39秒1-12秒6をマークした。

　コースで追われたのはデビュー以来、初めて。中竹師は「ここが最大目標。弥生賞へ向かう前から、ダービーはCWで追うつもりだった。もちろん（負荷に）耐えられるし、長いところで息をつくりながらやりたい」と調教の意図を説明した。

　動きは上々。感触を確かめた福永は「初めてコースで追ったので戸惑っていた。手前もよく変えていたしね。それでも、時計的には予定通り」と内容に合格点。来週のひと追いでピークに持っていく。

提供：デイリースポーツ