6日、中国・モンゴル自治区ウランホトの競馬場で行われた国際騎手招待競走で、先月まで川崎で期間限定騎乗を行っていた藤井勘一郎騎手が勝利を挙げた。
同競走は、内モンゴル自治区設立70周年を記念して実施されたもので、日本からは藤井勘一郎騎手、
千田洋騎手(東京都騎手会所属)、中国出身の
陶文峰騎手(水沢・
菅原右吉厩舎所属)の3名が参加。他国からはオーストラリア、ニュージーランド、フランス、南アフリカなどに所属する騎手が招待を受けた。
レースは芝2000mで行われ、藤井騎手の騎乗馬が2着の馬に5馬身差をつけ圧勝(勝ち時計は2分09秒51)。オーストラリアでの騎手デビューから、自身通算5か国目の勝利となった藤井騎手は、「パート加盟国(※)ではないのですが、中国でレースに勝てたことは自分にとって、とても達成感のあることでした。各国の関係者と話せたのも良かったです」とコメントを寄せた。
【藤井勘一郎騎手プロフィール】
生年月日:1983年12月31日(33歳)
国籍:日本(奈良県出身)
海外での騎乗実績:オーストラリア、
シンガポール、マレーシア、韓国
国内の騎乗実績:2015年7月1日〜3ヶ月・
田中淳司厩舎(北海道)、2016年10月14日〜3ヶ月・
荒山勝徳所属(大井)、2017年4月1日〜2ヶ月・
佐藤博紀厩舎(川崎)
※国際セリ名簿基準委員会加盟国のこと。香港は国際セリ名簿基準委員会加盟国で、パートI国の格付け