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常石騎手、手術は回避の方向へ

  • 2004年09月04日(土) 12時47分
 28日の小倉9R・豊国ジャンプSで落馬負傷し、北九州市内の病院に入院中の常石勝義騎手(27、栗東・フリー)は、引き続き集中治療室で治療が続けられている。常石騎手は28日の落馬負傷により意識不明の状態に陥り、脳挫傷、外傷性くも膜下出血、頭蓋内血腫と診断。その後、一時停止していた自発呼吸の回復は認められ、現在は病状の経過について観察中。

 担当医は、「昨日MRI検査を実施した結果、脳の損傷は少なく、脳・首の血管にも瘤や詰まりはみられない。脳内にあった出血は、徐々に脳内に吸収されてきており、容態も落ち着き、現在の状態であれば手術の必要はないと思われる。脳を保護する治療から、現在は脳を覚醒させる治療に、治療段階は移行している」と話している。

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