6日、宇都宮競馬場で行われた第6回しもつけ3歳ス
プリンターC(3歳、ダート1400m、1着賞金100万円)は、平澤則雄騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝120円)
フジエスミリオーネ(牡3、宇都宮・仁岸進厩舎)が中団からレースを進めると、先行した3番人気
ヤマヨダイナミックを1馬身捕らえ快勝した。勝ちタイムは1分28秒4(不良)。さらにアタマ差の3着には逃げた4番人気
ヤマノシーズが入り、ここまで3連勝で臨んだ2番人気マナは、好位追走するも伸びず10頭立て10着に敗れた。
勝った
フジエスミリオーネは、
父エイシンサンディ(
その父サンデーサイレンス)、
母ニシノフジエス(
その父パレスダンサー)という血統。父の産駒には、01年
名古屋グランプリ(交流G2)勝ちなどがあり、00年NAR賞サラ3歳最優秀馬にも選出された
ミツアキサイレンス(牡7歳、笠松・粟津豊彦厩舎)がいる。
フジオエスミ
リオーネは、今年の
北関東皐月賞、
北関東ダービーの2冠を制し、7月8日の
ジャパンダートダービー(交流G1)、前走8月4日の
黒潮盃に北関東から唯一参戦するも11、7着に敗れていた。この勝利で重賞通算6勝目で、通算成績は19戦9勝(うち中央2戦0勝)となった。鞍上の平澤則雄騎手、管理する仁岸進調教師ともに、同レースは初制覇。