25日、中山競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1600m)は、
蛯名正義騎手騎乗の4番人気
トーセンエンパイア(牡2、美浦・
萩原清厩舎)が、後方から徐々に進出し直線外に持ち出すと、内から伸びた11番人気
トーセンベルボーイに2馬身差を付け快勝した。勝ちタイムは1分36秒5(稍重)。さらにクビ差の3着には好位追走の1番人気
ゲットマイウェイが入った。
勝った
トーセンエンパイアは、父が新種牡馬
フレンチデピュティ、
母シャルマンダダ(
その父カーネギー)という血統。伯母に92年阪神3歳牝馬S(G2)を勝った
スエヒロジョウオー(牝14、
父トウショウペガサス)、従兄に99年
鳴尾記念(G2)など重賞2勝
スエヒロコマンダー(牡9、
父コマンダーインチーフ)、近親には11日の2歳未勝利(阪神・芝1200m)を勝った
タケカワルキューレ(牝2、栗東・松元茂樹厩舎、
父ダンスインザダーク)がいる。
フレンチデピュティ産駒は、同日の中山2R・2歳未勝利(芝1200m)を勝った
グランドエナジー(牝2、美浦・
手塚貴久厩舎)に続き、今年の
JRA2歳戦8頭目の勝ち上がりとなった。