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ベルモントSの覇者、サラヴァ現役引退

  • 2004年09月29日(水) 17時11分
 02年のベルモントS(米G1)を制したサラヴァ Sarava(牡5、米・B.バファート厩舎)が、ベルモントS後に発症した靭帯の故障が再発し、現役を引退することになった。同馬は10月2日のジョッキークラブゴールドC(米G1)に向けて調整されていたが、全治4ヶ月との診断を受けて現役引退となった。今後は種牡馬入りする予定だが、繋養先などは未定。

 サラヴァ父Wild Again母Rhythm Of Life(その父Deputy Minister)という血統で、伯母にはスピンスターS(米G1)、加プリンセス・エリザベスS(加G1)などを制し、カナダ最優秀古馬牝馬に輝いたウィルダネスソング Wilderness Song(牝16、父Wild Again)がいる。

 サラヴァは、英・B.ミーハン厩舎で3戦した後、米・B.ケッシンガー厩舎を経て、K.マクピーク厩舎に移籍。01年12月から02年4月までの間、裂蹄のためレースに出走することができなかったが、プリークネスS(米G1)と同日にピムリコ競馬場で行われたサーバートンS(準重賞)では2着に4馬身差をつけて圧勝。米クラシック3冠の最後の1冠ベルモントSでは、単勝71倍(ベルモントS史上最高単勝配当額)という人気薄ながら、米3冠がかかっていたウォーエンブレム、メダグリアドロー Medaglia d’Oro、日本産馬サンデーブレイク Sunday Breakらを下して快勝していた。その後故障が発生し、現在の米・B.バファート厩舎に移籍。約1年間休養し03年に1戦、04年に7戦するも勝ち星から遠ざかっており、サラトガBCH(米G2、5着)が最後のレースとなった。通算成績17戦3勝。

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