29日、
大井競馬場で行われた
東京盃(3歳上、交流G2・ダート1200m、1着賞金4300万円)は、
武豊騎手騎乗の1番人気
マイネルセレクト(牡5、栗東・中村均厩舎)が、道中中団待機から、直線先に抜け出した4番人気
ヒカリジルコニアに1.1/2馬身差をつけて差し切り。勝ちタイムは1分10秒9(不良)。さらに3/4馬身差の3着には後方待機から直線追い込んだ6番人気
シャドウスケイプが入った。上位3着までを
JRA勢が占めたのはレース史上初。2番人気
ディバインシルバーは逃げ粘れず6着に、3番人気
ハタノアドニスは9着にそれぞれ敗れた。
勝った
マイネルセレクトは
父フォーティナイナー、
母ウメノアスコット(
その父ラッキーソブリン)という血統で、祖母は
エリザベス女王杯を制した
ハギノトップレディ。01年10月のデビュー戦(福島・ダート1000m)で6馬身差圧勝し初勝利。その後長期休養を挟みながら2勝を挙げ、北陸S(OP)、
BSN賞(OP)と連勝し臨んだ
シリウスS(G3)で重賞初制覇。続く
JBCスプリント(交流G1)では
サウスヴィグラスの2着に惜敗したものの、ガーネットS(G3)を制し重賞2勝目を挙げ、3月には
ドバイゴールデンシャヒーン(首G1)に挑戦したが、5着に敗退。ドバイ遠征以来となった前走
さきたま杯(交流G3)では6着に敗れていた。通算成績15戦8勝(うち重賞3勝)