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東京盃、マイネルセレクト差し切り

  • 2004年09月29日(水) 20時23分
 29日、大井競馬場で行われた東京盃(3歳上、交流G2・ダート1200m、1着賞金4300万円)は、武豊騎手騎乗の1番人気マイネルセレクト(牡5、栗東・中村均厩舎)が、道中中団待機から、直線先に抜け出した4番人気ヒカリジルコニアに1.1/2馬身差をつけて差し切り。勝ちタイムは1分10秒9(不良)。さらに3/4馬身差の3着には後方待機から直線追い込んだ6番人気シャドウスケイプが入った。上位3着までをJRA勢が占めたのはレース史上初。2番人気ディバインシルバーは逃げ粘れず6着に、3番人気ハタノアドニスは9着にそれぞれ敗れた。

 勝ったマイネルセレクト父フォーティナイナー母ウメノアスコット(その父ラッキーソブリン)という血統で、祖母はエリザベス女王杯を制したハギノトップレディ。01年10月のデビュー戦(福島・ダート1000m)で6馬身差圧勝し初勝利。その後長期休養を挟みながら2勝を挙げ、北陸S(OP)、BSN賞(OP)と連勝し臨んだシリウスS(G3)で重賞初制覇。続くJBCスプリント(交流G1)ではサウスヴィグラスの2着に惜敗したものの、ガーネットS(G3)を制し重賞2勝目を挙げ、3月にはドバイゴールデンシャヒーン(首G1)に挑戦したが、5着に敗退。ドバイ遠征以来となった前走さきたま杯(交流G3)では6着に敗れていた。通算成績15戦8勝(うち重賞3勝)

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