1日、
笠松競馬場で行われた
岐阜金賞(3歳、ダート1900m、1着賞金400万円)は、吉田稔騎手騎乗の2番人気
ヨシノイチバンボシ(牡3、愛知・
錦見勇夫厩舎)が好スタートからハナを切ると終始先頭でレースを進め、直線後続を突き放し圧勝した。勝ちタイムは2分02秒2(良)。4馬身差の2着に、今年の
名古屋優駿(交流G2)勝ち馬で、2番手で追走していた圧倒的1番人気(単勝140円)
タカラアジュディが、さらに3馬身差の3着に好位追走していた
メジャーガールがそれぞれ入った。
勝った
ヨシノイチバンボシは、
父トーヨーリファール、母は98年
東海クイーンCを勝った
スバルマドンナ(
その父シェイディハイツ)という血統。03年名古屋でデビューし2連勝後、
JRAの
ききょうS(OP)、
かえで賞に挑戦するも13、7着に惨敗。その後、
全日本2歳優駿(交流G1)では
アドマイヤホープの3着に好走し、今年に入っても8月の新潟(3歳上、500万下)で2着が2回あった。同馬は、この勝利が重賞初制覇で、通算成績は13戦5勝(うち
JRA・7戦0勝)となった。