現地時間2日、米・ベルモントパーク競馬場で行われたヴォスバーS(3歳上、米G1・ダート6f、5頭)は、V.エスピノーザ騎手騎乗の2番人気ピコ
セントラル Pico Central(牡5、米・H.ロボ厩舎)が、2番手追走から先に抜け出すと後方待機から追い込んだヴードゥ
Voodooに4馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分09秒7(良)。さらにアタマ差の3着には1番人気スペイツタウン
Speightstown、03年のBCス
プリント(米G1)を制した
カジュンビート
Cajun Beatはさらに3馬身差の4着に敗れた。
勝ったピコ
セントラルは、父が
ケンタッキーダービー(米G1)馬
Spend a Buck、
母Sheila Purple(その父
Purple Mountain)という血統のブラジル産馬。03年までブラジルで走り、G1・2勝を含む8戦4勝の成績で04年に米国に移籍。移籍後2戦目の
サンカルロスH(米G2)で移籍後初勝利を挙げると、続くカーターH(米G1)で米G1初制覇。さらに5月のメトロポリタンH(米G1)では、02年の米
年度代表馬アゼリ Azeri、昨年の米2冠馬ファニーサイド
Funny Cideらを破り米G1連勝を飾った。前走のパットオブライエンBCH(米G2)では3着に敗れていた。